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フレパ

 オリオンをなぞってきた。正確には田淵の残像をなぞってきた。いや、よかったです。意外とユニゾンとフジって対バンしてないよな。そして意外とメレンゲの方がユニゾンと対バンしてるよな。何気にユニゾンとメレンゲならソロ含めて二回くらい観ている。ちゃんとしたファンではないので、ファンのみなさんが斎藤氏をなんと呼んでいるのか知らないのだが、小学校の同窓会で「さいちゃん、ミュージシャンなんだって? エグザイル歌って!」と言われて歌えなかったエピソードの印象がバリ強いので、彼はさいちゃんである。「Ti Amo」、今でも思い出します。イケメンで、MCも面白く、しかも歌もギターも上手い。クボンゲもさいちゃんの爪の垢を煎じて飲んでいただきたい。

 明日もあるので、あまり曲のことは話さないようにするけど、いやあ結局久しぶりなのでどの曲もめちゃめちゃうれしいんだよな。フジの曲を浴びるのを体が喜んでいるような感じがあった。田淵に感化されて七色に光り輝くショルキーを抱えて出てくる変なキーボーディストもいたが、かとをさんが。あんなに動くかとをさんを観るのは初めてではないかというくらい動いていた。今日はかとをさんの故郷の方角に向かって五体投地してから寝ようと思う。

 山総がしきりに気にしていたが、今日はSMAの中堅バンドの二大巨頭の2マンということで事務所の偉い人がたくさん観に来ていたらしい。「今日が盛り上がらないと、ぼくらこれから活動しづらくなります」みたいなことを言っていたが、言うまでもなく杞憂でしたな。

 それにしても山総のギターを生で聴くってホントに贅沢な時間だよな。。。そして声の伸びやかさよ。演奏もすばらしいけども、山総の人柄もホントに最高だよな。ホントに邪気がないんだよな。「お客さん、なんでこんな最高なの?」みたいなことを彼はライブ中よく言うと思うんだけど、山総ほどの純度で「今自分たちのライブを受け止めて、一緒にこの空間を作り出しているオーディエンスは掛け値なくすばらしい」と思っていて、そしてそれが一切のフィルターを通さずに口から漏れてるミュージシャンていないんじゃないか。どこで何してるか全然わからないやつらの集まりなのにさ。そんなことホントに信じて言えるなんてあり得るのかよ。ホント、ウソみたいに綺麗なんだよな。なんというか、彼の放射している陽のエネルギーってすごいよな。勝手にもらっちゃっていいんだろうか。ステージの上の山内総一郎は本当に美しい。一切力んでいないんだけど、しかし無駄も一切ない。ミュージシャンとしての本能だけでそこに存在しているような人だ。機能美としての美しさがある。またこんな美しいものを目の当たりにしてしまった。バチが当たりそうだよな。。。

 アンコールでさいちゃんと「若者のすべて」をやったのだが、なぜどいつもこいつもフジのカバーというと判で押したように「若者のすべて」なんだろう。いや、さいちゃんの「若者のすべて」はすばらしかったし、後輩バンドがフジをカバーするというのは非常にうれしいことだし、メレンゲもカバーしてくれよと思う、最後のはちょっと関係ないが、それとこれとは別の話で気になるんだよな。「若者のすべて」はたしかに名曲だが、これがフジファブリックの代表曲ですというのはピンとこないんだよな。それよか「銀河」やってみろよと意地悪を言いたくなる。その点、さらっと「タイムマシン」なんかをぶっこんでくるクボンゲはやはり本質をついていると思う。「タイムマシン」を歌えるミュージシャンてもなんて、なかなかいないだろうな。

 という訳で今日のライブを総括すると、これから開演前のかとをさんにユニゾンのライブ映像観せてほしいということと、山内総一郎はやっぱり国の天然記念物に指定するべきだということと、あと来年はフレパにメレンゲを呼んでほしいということである。以上、解散! 

  1. 2017/06/30(金) 23:32:32|
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ポスト・アポリア

 なんだか風邪をこじらせてしまい、何もできないので2011年くらいのメレンゲのライブ映像を観ていた。なんと言うか、自分が真っ先に心を切り裂かれたのはこれだったんだよな。張りつめている。余裕なんか一切ない。無防備なままステージに上に追い詰められて立っているようなところがある。そこからどうしようもなく目が離せなかった。それに今見返して気付いた。

 今観るとはっきり分かってしまうんだけども、あの数年間のクボンゲは異様だった。志村にそっくりすぎて、観ていると心が砕けてしまう。過剰なまでに引き受けようとしていた。クボに志村を求めていたし、クボ自身も志村を自らに依り憑かせることを望んでいたように思う。残酷だ。でもそうせざるを得なかったんだろう。

 あのころなんかついこの間のはずなんだけど、ホント年取ってんだよな。あのころのメレンゲは鋭かったが脆弱だった。今はだいぶ逞しくなったよな。したたかさがある。相変わらずガツガツしてないというかマイペースなんだけど、でも続きを生きてるんだよな。あのころメレンゲは死というアポリアを抱え込んで、それを取り込もうとしていたのかもしれない。アポリアとは死、死とは止まった時間だ。止まった時間と一体になることはできない。スノードームのような止まった時間をどこかに抱えながら、でもたしかに誰かが見ることのできなかった、生きられなかった続きの時間を生きてきた。「動いていない様に見えても 確かに進んでいる」んだよな。年取ってるよな、バンドもファンも一緒にさ。

 またホールで観られる未来がめちゃめちゃ楽しみでしかないし、過去もいつだって振り返りたいから、アポリアツアーとかわりとちゃんとカメラ入ってたの知ってるので、今からでも全然遅くないから売ってほしい。itunesとかでいいです。たのむ。あと呼吸するように様つけ忘れたので、各自心の目で補って読んでください。解散! 



  1. 2017/06/27(火) 20:41:14|
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初恋の掟というかJuly

 「July」やってくれたので、向こう一週間はクボンゲを様付けして呼ぼうと思います。最高だったよおい。23日はクボンゲ(様)の家の方角に向かって五体投地して「July」を耳から血が出るほど聴きながら寝た。

 「July」生で聴くのは2回目なんですが、前回わりとヘナチョコだったので感無量である。音源だとシンセの音が結構印象に残るのだが、ライブだとギターとドラムがゴリゴリ前に出てきていかつい。BPM早くてなんか笑ってしまった。クボンゲ(様)はちょっと歌詞をゴニョゴニョしたほか、「幻でも涙を止めるくらいの力はあるよ」と歌っていた。今際の際の走馬灯には絶対入っていてほしい。それから葬式にも絶対に流してほしい。

 つい「July」の話ばっかりしてしまうんだが、「CAMPFIRE」もやるだろうとは思ってたものの百万回でも聴きたい曲なのでめちゃめちゃ嬉しかった。すごく個人的な話だが、前に書いたくだらない話の世界観がかなりこの曲に重なっていてめちゃめちゃ好きというのもある。もうジュンマツエがシタールギターを手にした瞬間にテンションが爆上がりする。
 
 やっぱりメレンゲのホールライブはめちゃめちゃいい。クボンゲ(様)は「またここでやりたいな」「高い天井が似合うバンドなんで」とアピールしまくった挙げ句、最後には「またここで会いましょう!」と言い切っていたので、おれたちは徳(お布施、布教)を積まねばならない。。。絶対やってほしい。今回のチケットもラスト一週間で異例の売り上げを叩き出したらしく、「ドキドキさせんな」とお怒りであったがメレンゲはファンもそんな感じなんですか? みんなちゃんと早めに買ってあげてください。ギリギリはだめだぞ。そういう自分はチケットは早めに買ったものの、時間を間違えて遅刻した。みんな、ギリギリはやめような。

 いろいろ書きたいのだが、まとめてひとつにしようとすると挫折するのでとりあえずひとまず載せる。



追記:
そして普通に様つけるの忘れていたので、訂正してお詫びします。意外とめんどくせ~~!本音 

  1. 2017/06/26(月) 17:43:36|
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文フリ

 なんだかやっとちょっと何かやりたいという意欲が出てきた気がする。家庭がうまく行かずにこころが折れてからここまで二年くらいかかったので、やっぱり思ったより重症だったのかもしれないな。まあ医者とかにはかからなかったので、べつになんということもなかったのかもしれないのだが。とはいえ自分のこころのことなんか全くよくわからないので、まあちょっとやる気のあるうちにぼちぼち何かしら書きたいと思っている。なんかメールやコメントの返事も全然書けなかったりしたので、ホントに申し訳ない。まあ謝ったところで誰も見てないだろうけど、ホントにすみませんでした。

 とにかく何かしたいのだが、まだあんまりまとまっていないのでまずは自分を追い込もうと思って11月23日の文学フリマに申し込んでみた。よくわからないけど、文学に限定した同人誌即売会らしい。そんなにあれこれ書いたりかたちにする予算もないからどうしようかと思っているのだが、何か読みたいものがあったらこっそり教えてください。文学ならなんでもいいので、小説、批評、論文、いろいろやれる。出し物は未定だが、屋号だけは決まっていて、十靴堂(ジッカドウ)という。十足の靴を持って旅に出る男の神話があって、妙に頭に残っていたのでそこから取った。神話いいよな。パッと見、頭のおかしいやつの妄想みたいな話も多いが、少しずつ意味がわかってくるとじつに面白い。みんな講談社学術文庫の『常陸国風土記』を読んでください。記紀よか風土記の方がずっと面白いんだが、みんな全然わかってないのですよ。茨城県民は常陸国風土記を持っているというだけでめちゃめちゃうらやましい。

  1. 2017/06/16(金) 18:02:12|
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20170612

 ここ10年くらい音楽ばっか聴いていて本をあまり読めてなかったが、この一年くらい珍しく音楽をあまり聴かずに本をちょいちょい読んでいる。もりもり読めているとは言えないのがかなしい。そして大して読んでないわりにはお金が消えていく。音楽にまでまわらない。畢竟、金がないので両立できてないということでもある。

 そんなこんなで今年も半分終わったけど、上半期はバンプと湯川潮音様にやられていた。「流れ星の正体」、「リボン」と畳み掛けてくるバンプにころされ、潮音ちゃんはsione名義で出した『ode』がすばらしすぎて五体投地である。歌詞のない歌を歌うのがsioneらしいのだが、とにかくよい。一曲目が「birds」という鳥の鳴き声をかたどった曲なのもたまらんね。鳥は霊魂の象徴でもあるし、神意伝達者でもある。シャマニスティックなものを勝手に感じてよろこんでいる。「plain soceil」とかもめちゃめちゃいい。まちがってこの記事を読んでしまった人はみんな買って聴いてほしい。最高。

 バンプはもはやbeyond wordsって感じもするけど、「流れ星の正体」にはまじで心をえぐられてしまった。みじかいアコギの弾き語りを録ったデモテープなのに、ここ最近で一番なみだが出てしまった。言っておくけど大人なので普段は泣かない。「リボン」ははじめて聴いたあの日、風の匂いのする曲だと思った。リリースの日、ホントに嵐で笑ってしまった。最高だ。

 
  1. 2017/06/12(月) 19:05:38|
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