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20180111 斉藤和義×山内総一郎


 昭和音大に山内総一郎と斉藤和義の弾き語りツーマンを観に行ってきた。ステージの上に並んで二枚の絨毯が敷かれ、定刻通りに客電が落ちると、二人で仲良く下手から現れる。山総のマイクがおかしくて最初何を言っているのか全然聞こえなかったのだが、客席から「そうちゃん、聞こえない!」という声が飛び、「うそ~? (せっちゃんのマイクを借りた途端に声が大きくなる)マイク? あ、ホントだ」とかゆるいやり取りがあり、せっちゃんとマイクを持つのか持たないのか持ってもらうのかみたいなやり取りがあり、とりあえず先攻は山内総一郎である。

 上手側の絨毯が山総で、アコギ一本と小さいバスドラひとつというシンプルなセッティングだ。せっちゃんといえば黒のギブソンJ-45がトレードマークだが(そしてギブソンのアコギといえばああいう音だが)、山総のアコギはこうしてじっくり聴くと朝の光のようだった。生まれたてのような清らかさがある。一曲目は「カンヌの休日」。ギターもボーカルも強弱をつけていた。新鮮。二曲目は「カタチ」。これアコギ、めちゃくちゃいいな。一番このギターの音に合った曲だったと思う。最高。

 前半の講義でルーツの話をしたらしく、「斉藤さんも僕もやっぱりビートルズで」というところからビートルズのカバーで「I Will」。英語はあんまりうまくないけど、でも彼が歌うとこの曲のかわいらしさがよく伝わってくる。とてもよかった。

「『小さい頃の夢は叶いましたか?』っていう質問をしてもらいまして。ああ、いい質問だなあと思って。それで考えてたんですけど。。フジファブリックとしてデビューして、志村君が旅立ってしまったのはあまりに早かったとは思うんですけど、こうして続けられていて、ある意味夢は叶っているのかなと、思ったんですけど言えなかったので今言います! そういうことを思い返していて、志村君がいなくなってしまった時、はじめて自分で歌うということを意識して書いた曲が、「ECHO」という曲がありまして、もともとやる予定の曲ではなかったんですけども、やろうと思います」

 「ECHO」。終わったあと、あくびをしてオーディエンスに笑われる山総である。「眠くないですよ! なんだろ。。なんかふ~~って抜けたんかなあ?」みたいなことを言っていた。

 たしか「LIFE」の序盤でエフェクター踏み忘れていたらしく、「ん?」という顔をしてからひょいと横に足をのばして踏んでいた。素で演っている感じだった。間奏のギターを歌いながら自由に弾きまくっていると手拍子が止まっているのに気づいたらしく、「手拍子続けてていいよ?」と言っていた。完全に素である。

 せっちゃんのカバーは「劇的な瞬間」だった。山総が歌ってもなんかせっちゃんの女々しさが残っていて面白い。「斉藤さんはちっちゃい頃からカッコよかったんだろうな~~モテてたんだろうな~~(手を振りながら)『斉藤和義で~す』みたいな」とか寝言みたいなことを言っていたがちょっと何を言いたいのかよく分からなかった。いったい何の物真似なんだ。山内総一郎のなかの「カッコいい」という概念に不安を覚えた。

 「虹」はギターの音も相まって澄んで爽やかで、ホントに雨が上がったあとのようだった。途中で「最後の曲なんで盛り上がってください」とか言い出す。曲中にMCタイムを設けがちである。結果、大盛り上がり。アウトロのギターは清冽な嵐のようだった。

 せっちゃんは書いてたら終わらなくなりそうなので、割愛。「アゲハ」や「あこがれ」、「マディウォーター」とかやってたっけな。山総とタイプは違うが、せっちゃんのギターも鬼うまい。「やさしくなりたい」「歌うたいのバラッド」「ずっと好きだった」という誰でも知っているそしてみんなぶち上がるくそ名曲を連発してくれるあたりも最高。ただMCはなんか9割がたうめき声だった。たぶん下ネタを言いたいのにお堅いシチュエーションで言いづらかったからだと思う(失礼)。最初はもそもそしていたが、そのうち言いたい放題言っていた。予想通りである。



 アンコールは二人で出てくる。「斉藤さんと二人っきりってはじめてですよね」と山総が言い出し、「そうだっけ? まあ普段は奥田民生とかトータスとかいるからね」となんか言いたそうなせっちゃんに「はじめてだと思います!」みたいなことを自信ありげに言い切ったが、すぐにラジオでやっていたことが判明する。ゆるい。一曲目は「進めなまけもの」。

 「フジファブリックの曲、ホントむずかしくてやだ」とか言いながら「前にラジオでやってうまくできなかったからリベンジします」ということで「ブルー」。「リベンジできたかも」と言っていた。

 「この人、今は俺と一緒だからこんなこと言ってますけど、はじめて買ったCDはウルフルズですからね」とひねくれたことを言いながら唐突に「バンザイ」を弾き語りはじめる。段取りもくそもないので、適当なところで「はい」と山総をうながす。ああいう人間なので、せっちゃんが「歌え」という圧をかけながら見つめても絶対に気付かない。終わったあと、「いない人の歌を。。。」と山総が笑っていると、またせっちゃんがしれっとなにか弾きはじめる。「イージューライダー」である。わざとリフや歌詞を適当にごまかす。山総はバカ正直にちゃんと歌うし、コーラスもばっちりである。この二人、いつもコーラスめちゃくちゃよくないですか。だが山内総一郎はやらないぞ。端折って短めに終わる。

 そういやどっかでせっちゃんが「そうちゃんになら抱かれてもいい」的なことをもっと露骨に下品な言い回しで言い出したんだけど、危機感しかないよな。対して山総は「え~~! 斉藤さん、背でかいからな~~背でかいからな~~」と謎の悩みを抱えていた。せっちゃんも「背。。。?」みたいになっていたが、アホも一種の安全機構なんだなあ。もうむしろそのままでいてほしい。しかし下ネタおじさんとか、メガネを5メートル飛ばす電車オタクとかまわりに悪い虫しかいないので、そろそろ志村はこういう不良中年の夢枕に立って牽制しておいた方がいいと思う。

「えーと、、いちおうもう一曲ちゃんと練習してきた曲があって、、練習したよね?」
「しました!」
「また俺の曲なんですけど、、「FIRE DOG」という曲をやります」

ということで「FIRE DOG」。アコギなのにバキバキである。めちゃくちゃかっこいい。終盤はギターバトルの様相を呈していた。最高。でも山内総一郎はフジファブリックのものだぞ。




  1. 2018/02/02(金) 12:45:48|
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  4. | コメント:2
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  1. 2018/02/14(水) 13:30:24 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

re:

コメントありがとうございます。返信めちゃくちゃ遅くなりました。何してたんだと思いましたが、そういやまた風邪引きました。あり得ない。フジのツアー初日行ったり風邪ひいたりシロップ行ったりしてましたね。風邪まじでいらねえな。フジ御一行様、どんどんやらかしてるみたいで東京帰ってくるのが楽しみだなあ。。。

しかしせっちゃんの話題になると何気ない言いまわしがやたらハレンチな空気を帯びてきますな。ホントにけしからんおっさんである。

  1. 2018/02/24(土) 12:54:19 |
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  3. 北田 #-
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