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20170816クボノ宵


 いや、クボンゲのソロツアーが発表されましたな。東北や九州とか長いこと行ってない場所をまわるので、そこらへんの知り合いのことを思い出して自分もなんかめちゃめちゃうれしい。おれもクボンゲ狩りしたいぞ。でも基本ド平日かつ開演が遅いのでなかなかきついよな。バスか。。。ウーム メレンゲで遠征はしたことないのだが、今回はちょっとどこか行ってみたいな。要検討である。そういやメレンゲのツアーファイナルの前にちょっと簡単に8月の弾き語りを振り返ってもいいですか、あっちもめちゃめちゃよかったから。

 クボンゲはなぜか緊張していた。クボさん、緊張してると声が張り詰めるのでいつも緊張していてほしい。語弊 張りつめているだけでなく、この日はいつもより声が柔らかかった。張りつめさせて声を放つだけでなく、ふっと声量を落とすのが絶妙だった。音程を取るのはうまくないけど、その表現は非常に豊かでこまやかだ。声はホントによかったんだけど、本人は喉のコンディションを気にしているようだった。たしかに歌い終わった後の「ありがとうございます」の声はしんでたが、めちゃめちゃよかったよ。「声とか昔とは変わってるんだろうな、、、どんどん低くなっていくんでしょうね、、、」みたいな暗いことを言っていた。しかしクボ氏の場合は加齢というより不摂生がネックなのではないか。摂生してください。

 てか終始40歳になったことをめちゃくちゃ気にしていたので、良心が痛んだ。なんか照れくさくてからかっちゃうんだが、ぶっちゃけ40歳をおっさんだと思うかというとそうでもないので気にしないでほしい。ごめんな。しかし冗談めかして「オレは絶対長生きしないと思う、たぶん近い将来、お別れすることになりそう、、だから最近、遺書書いとかなきゃと思ってて。パソコンのいやーなデータとか、消したいんですよ。でも・・・もしかしたら長生きしちゃうかもしんないし」みたいなことを言っていて、冗談でもそんなこと言わないでくれよなと思った。気持ちはわかるけど、これ以上死なれたら困るぜマジで。そんなこと言うから「東京」以降ギターをかけ直すたびにことごとくストラップがねじれるんだぞ。そういうところだぞクボンゲ!! あと「オレ全然ツイッターつぶやいてないんだよね、、、でもツイッターでしか活動がわからないっていう、、、」という発言はかなり問題なんじゃないですか、自覚あるんじゃねーか!! そういうところだぞ! 

 それにしてもカバーがめちゃくちゃよかったんですよ、、、悔しいけど。「赤いスイートピー」ってなんなんだよ、最高じゃないですか。女性ボーカルの曲をカバーしてほしいという欲望を見透かされたような気持ちである。もっとやってください。「この曲はね、絶対みんな知ってる」と言ってやってくれた。やる前に声を出さずに軽く弾きながら練習していた。そんなことしてるやついたな。全体的にふわっとした優しい歌い方で、時折すねるように声が張り詰める。声がちゃんと出るか不安なのか、サビ前はちょっと溜めて歌っていた。40歳男性の歌う「赤いスイートピー」がめちゃくちゃよかったなんてめちゃくちゃ悔しいな。ウソです、ありがとう。しかし松本隆ホント好きなんだろうな。いいよな。原田真二とかもっとロック志向だったみたいだからああいう歌詞はつらかったんだろうけど、でもあの歌詞やっぱすごくいいんだよな。

 「この曲もたぶんみんな知ってる」と言ってやったのは尾崎豊「forget-me-not」だったが、全然知らなかった。ごめんな、、、でも繊細なメロディがよく合っていた。「窓をたたく風に目覚めて 君に頬をよせてみた」というところなんかは自分の歌では出ないような低く張った声で面白かった。「この曲はみんな知らないかも」と言っていたのは同じく尾崎豊の「傷つけた人々へ」という曲だ。こちらは打って変わって明るい曲調だが、よかったな。歌詞の鋭さやメロディが光っていた。「カバーは『こんな曲作りたかったな』と思う曲を選ぶ傾向がある」みたいなことを言ってたが、分かるな。どれもいい曲だった。

 「他のボーカルはみんな(カリスマ性があって)モテてるのに、オレだけこんなでおかしい」みたいな内容でごねはじめて山本氏に「でもいい曲書ける才能があるんだからいいじゃないですか」となぐさめられたあたりだったか、ポツリと「でも最近苦しいんだ。曲がポンポン出てこないから、」と言っていた。あなた、他のこともめちゃめちゃマイペースなんだから曲作りのペースだってゆっくりで全然いいじゃないですか。ライブめちゃめちゃやってくれれば全然気にならないです。あ、バンドもね。

 「いい声って言われたことない、なんかズルい声って言われる 、、、オレも自分でいい声と思わないから、『お前なんでわかったん』って、、『もうこいつとは会えない、、、』みたいな、、、でもねなんかね、「ズルい」ってワード僕多いですよ」みたいに愚痴っていたが、一方で「うすーいオケでCDとか出したい、バンドのアレンジも好きだけど、少ない音でやると自分の声がよく聴こえて、、よさに気づく!」とも言っていた。後退してるようで少しずつ進んでるとこが結局なんか好きなのかもしれないな。

 「歳とるとホントね、、、こんなこと言うと思ってなかったんだけど、、、この歳までやってるとも思ってなかったんだけど、、、でもまだまだやって行きたい」みたいなことばっか言ってたけど、10年後も20年後もそうやって愚痴りながらやってるの聞き流してたいよな。




  1. 2017/09/30(土) 15:12:43|
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