inkblot

20150624と0710

 最近たべることにまつわることにはまっている。おかげで最近腹が出た。これはおそらく確実にロマンチックおじさんの影響である。ロマンチックゼミに入りたてのことは他人と食事をすることに対してまったく楽しみを見出せなかった、いやむしろ苦痛でしかなかったのだが、小生もだいぶ感化された。ロマンチックおじさんはじつにたべることの好きな人で、酒がのめない体質のせいか甘いものに目がない。そしてわりとなんでも好ききらいなくおいしそうに食べる。ただし、酒とそばと納豆が苦手らしい。でも出されれば内心泣きながらも何でもない顔で食べるクチである。だって男の子だからね。

 それはどうでもいいのだが、ロマンチックおじさんはだれかと食事をするのが好きでよく「みんなで食うとやっぱりうまいんだ」とか言っている。たしかに実際それはあるよな。小生も家族の人数が多い家で育ったので、大勢でものを食うのがいつも当たり前だった。だったのでおかしをひとりで買って食ってもあんまりおいしくない。よっぽど空腹のときはさすがに別だが、自分の分がさして残らなくても誰かと分けてたべた方がずっとうまい。でもなんかそういうもんだよな。

 ずばり先生が誰かと食事したがる理由は先生が20年間単身赴任していたからだ。ひとりで飯食って味する? それはたまに食うからだよね。ずっとひとりで飯食ってるとね、だんだんたべることが文化でなくなっていくんだよね。先生はそう言っていた。

 ところで今日はわれらがフジファブリックの志村正彦の誕生日である。「たべる」というところから志村のことを考えるとなんか強烈に悲しくなってくるな。2009年なんか全然ものを食っていなかったし、もはやくいものの味なんか感じられていなかったんじゃないか。生きるというもっとも根源的なはたらきが、どんどん文化という次元から壊れてこぼれ落ちていっていたに違いない。志村は睡眠時間も削りまくるしな。生きることがどんどん投げやりになっていく。それはやはりだめなことなんだろう。志村は不器用だな。人生には大事な手を抜けないことが多すぎて、抱え込んでもぽろぽろと腕の間からこぼしてしまう。それは志村だけではないが、なんか志村の姿はどこかとても象徴的なのだ。それに何とも言いがたい愛着をおぼえる。

 35歳か。まあ山総はあんな(足りてない)感じだし桃白白はショルキー光らせてるし、かとをさんはやっぱりありがたい感じなので、35歳のしむらもきっと相変わらず電車で見かけた女の子をストーキングしたりしてるんだろうな。うむ。でも「35歳までに結婚したい」と言っていたから、誰かと食卓を囲む姿を思い浮かべてもいい。30℃を暑いと感じられて、食事をおいしいと感じられる暮らしを受け止めて形作ってくれるものはやっぱり家庭なのかもしれないな。志村は大人になりきれていないんだろうな。むしろだからまだ寄り添っていられるというのはある。今年もありがとう。そして誕生日おめでとう。



  1. 2015/07/10(金) 23:21:15|
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