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2012.5.3 BUMP OF CHICKEN GOLD GLIDER TOUR at 石川県産業展示館4号館 その4

 「ハルジオン」が終わるとBOCの4人組は何も言わずに楽器を置いて立ち上がった。その様子が映し出されているスクリーンの大分手前では数人のローディーがウロウロしているのでもうそれどころではなかった。小生は安定のドンケツブロックだが、その前方1ブロックの真ん前にステージができていたのである。近い。メインステージ上の4人組は肉眼で見た時、ざっと幕張の2、3倍に見えたがここだったら軽く10倍以上だ。サブステージがゆっくりといくらかせり上がった。すぐにメンバーも到着する。マイクは下手側に向けてセッティングしてある。つまり小生の方からは左の横顔が見えるということだ。


直井:はいッ、ここでヒロに質問コーナーッ! ちょっと難しいかもしんないけど、ヒロ昨日何食べたの? 

増川:うんとね。。。川沿いの店。

直井:そうじゃなくて!笑 

増川:・・・のどくろ。

藤原:(何故か感じ悪く)あとなんかベチャベチャしたやつ。

(笑いが起こる)

直井:失笑。 え、なんのこと? 

藤原:だからあのなんかベチャベチャした――

直井:あ、じぶ煮ね! 藤君、他になんかあった?

藤原:(そっけなく)いか。

(笑いが起こる)

直井:あー、みんな「イカだ」「イカだ」言い続けてタコだったやつだ!

藤原:(そうだったという感じで)あ、たこ。

直井:ほたるいか? あと越前ガニ。

(おおという声がオーディエンスから上がる)


 出たッ! 藤原は食べ物をやたらと不味そうに表現するという隠された得意技を持っているのだ。しかしカオスな会話である。何が言いてえのかさっぱり分からねえ。藤原がやたらと無愛想なのも謎である。もとから物凄く怖い顔だがさらに仏頂面だ。さては「恥ずかし島」だからか。よくは知らないが、幕張初日にサブステージのことを本人がそう命名したそうである。まあきっと、「恥ずかしい。。。笑 恥ずかしいよ。。。苦笑 だってねえ! こんなお客さんに囲まれて、ねえ? こんな見られて。。。もう恥ずかし島だよ。笑」みたいな感じであろう。実際今日もアコギをチェックしながらぶつくさ言っていた。


藤原:ライフが…… こんなとこにずっといたら恥ずかしさでHPが削られる。。。(ぱっとチャマの方を向いて)つかチャマ髪なげえな。

直井:この3年間ロクに切ってないからなー。

藤原:追いつめられたジェダイ。

(笑いが起こる)

直井:ジェダイ。笑

藤原:追いつめられたジェダイ。髪しばく時は普通にジェダイだけど、今は追いつめられたジェダイ。

直井:もう今、多分ライトセーバー、100メートルくらいコロコロコロッ!って転がってる!笑 


 確かまたチャマが升に振って曲が始まったように思う。「車輪の唄」である。増川だけでなく藤原も色の施されていない木目の見える平凡なアコギを持っていた。ピックガードの形はJ-45とは違っていたが、ヘッドの形なんかはギブソンに見えた。ボディの形的にギルドなんかではあり得ない。マーティンとも違うだろう。ヤイリか。確か藤原はヤイリも持ってたよな? 今思えばあのピックガードはヤイリっぽいな。まあ手持ちのギターなんかどんどん増殖していってるだろうから全て把握できるとは欠片も思っていないし、何を持っていても特に驚かない。とりあえずギブソンやトーカイといったメーカのTVイエローのレスポールスペシャルを少なくとも8本持っていることは知っている。だがもっと持っていそうだよな。

 小生の方からは増川が一番手前だったがふらふら歩いてこっちを向いて弾いたりもする。偉い。偉いぞ増川。増川にそんな気の利いたことができるとはあまり思っていなかった。というか、考えてみれば増川の所持しているギターをあまり知らない。メインのサンバーストのレスポールスタンダードと黒いレスポールスタジオ、あとは赤いストラトくらいしか印象がない。いかん、増川をギタリストとして見ていないことがバレてしまう! まあでも3人とも昔と比べたら遥かによくなったよな。どうでもいいが、メインステージにオレンジがあったように思うんだが増川のか? 藤原はバッドキャットやマッチレスだったように思うし、第一オレンジがあったのは上手側だ。

 ちなみにもちろんこの時チャマはウッドベースを弾いていた。次の曲に入る前に弦楽器の3人がそろって楽器を持ち替えた。藤原は黒いJ-45らしきアコギで別に問題はなかったのだがチャマは見慣れないものを持っていた。ちらっとしか見えなかったが丸く大きなボディでセミホロウだった。中央が蜂蜜色のサンバーストで形はほとんどES-330あたりにそっくりだ。ということは多分ギブソンのベースだろう。

 アコースティックセットの2曲目は一体何だろうと思っていると、藤原がいきなりイントロなしで弾き語り出した。弾き語りとは言ってもかなりテンポは速い。そりゃあそうだ。曲が「sailing day」なんだから。まさかアコースティックで「sailing day」を聴くとは思わなかった。いつもの勢いは全く失っていない上にアコースティックなのでボーカルが更に引き立っている。すごい。これはすごい。演奏自体も各楽器の音があるべき場所にあり、非常によいグル―ヴを生み出していた。おかしいよな。特に下手でもないが全く巧くはないんだぜ? でもすごくよかった。


  1. 2012/05/25(金) 10:19:29|
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