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2011.10.7 andymori 秋の楽園ツアー at 新木場STUDIO COAST その1


金曜日だからもちろん一日は大学から始まる。二限の四柱推命の講義を受けに行ったらゼミの仲間がいた。同期と最近読んだ本の話をしている横で先輩が勝手にアイポッドを見ながら「ロキノン厨だ! ロキノン厨の鑑だよこれは」と声を上げる。講義が終わってお互いの通変星についてあれこれ言い合いながら別れた後は部室で弁当を食べて退屈な英語、楽しい漢文の勉強会。本当は中国の漢文より日本の漢文の方が読みやすい。『新字源』片手に新木場まで電車を乗り継いでいく。複雑な乗り換えはちゃんと調べたけれど、コーストまでの道のりを調べるのを忘れた。あたりを見回すとアンディモリやミイラズの缶バッチをつけたリュックがちらほらいたので助かったと思いながらついていく。外はすっかり暗くてかなり寒い。駅前の信号を渡って橋を渡る。橋のたもとにあるデカい建物がコーストだ。キャパは2400人だからきっとステージはむちゃくちゃ遠いに違いないと思ったけれども、散々待って入ってみると割に近かった。ステージの上にはロゴの入った幕がかかっている。フロアに足を踏み入れたら人の流れに呑まれていつの間にかすし詰め状態で後方にいた。始まればすぐにみんな前に押し掛けるんだと思いながら開演を待つ。

 唐突にSEが切り替わって3つの人影が現れる。でもなんか……違う。SEもいつもと違う。

「どうも! 平均年齢40歳のダンディモリです!」

 彼らが背にしているフラッグの頭には確かにdの文字があった。なるほど。

「オン・ベース、ドライバーの順平ちゃん! オン・ギター、ローディーのマッチ―!」

 オン・ドラムスはマネージャーの檀上氏。

「最初で最後のダンディモリのライブです! よろしく!」

 そう言って始まったのは「ユートピア」。なんだこれ、上手いじゃないか。本家とは違って堅実な演奏だった。歌詞は若干とちってたけども。マネージャー氏は元ドラマーらしい。しかしよくドラム叩きながら歌えるなあ。オーディエンスが前に詰め掛ける。何よりもオーディエンスが普通に踊り狂っているのに圧倒された。

「次はアンディモリ!」

 そう言ってダンディモリが去っていくと、ダンディモリのフラッグの上に「秋の楽園ツアー」のフラッグが降りて来た。いつも通りのスキータ・デイヴィスが流れてアンディモリが現れる。一曲目はやっぱり「ユートピア」だ。間髪入れずに「ベンガルトラとウィスキー」。「Transit in Thailand」、「ダンス」。後藤のドラムは薄くて跳ねまわるようだったけど、岡山のドラムは重たいな。けれども、彼は本当にいい顔して叩いているんだ。何の屈託もない気持ちのいい笑顔をする。あれがすごく好きだ。今はまだ人の頭で全然見えないけど。「ダンス」が終わったところで小山田がやっと口を開く。




つづく


  1. 2011/10/13(木) 09:52:26|
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