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陽炎

 っそりコメントの人に教えてもらったのだが、富士吉田のドキュメンタリー映画ができたらしい。市制祭で曲を披露と。千葉出身のバンドが主題歌らしいが、よく調べるとこのドキュメンタリーを撮った人は山口出身で富士吉田に越してきたのも二年前らしいから、フジファブリックのことはよく知らないか思い入れがかなり薄いんだろうと思う。だから自分の知人に頼んだんだろうが。いや、生粋の吉田っ子だったらここは確実に「陽炎」一択だろう。

 記事を見ると、主題歌には「機織りのリズムに合わせて走った路地裏路」「一人高台にのぼって見渡した吉田の町」なんて歌詞があるらしい。うーむ。なんか無理して突っ込んでる感があるよな。そういった具体的な描写がひとつもない「陽炎」がこれほど雄弁に富士吉田を物語るのに、こういった歌詞の一節を見てもまったく情景が浮かんでこないのが不思議だ。いやいや、主題歌を作ったバンドのことをけなしたい訳では決してない。ただ、一度も歩いたことのないにも関わらずごくごく私的な思い入れの強い街並みをありありと思い浮かべさせながら、なおかつ誰もが共感することのできる普遍性を持っている「陽炎」が名曲すぎるのである。これは何百年も何千年も後にさえ残ってしまうんじゃないか。李杜と比べても遜色ない気すらする。

 もし志村がピンピンしていて曲の発注がフジファブリックにあったとしても、新しく曲を作る必要はないんじゃないかと個人的には思う。「陽炎」は傑作だし、「陽炎」のような作風はなんだか志村は封印してしまったような気がするのだ。なんというか、最も富士吉田らしい音をだ。。。まあ、なんだかんだ言って期待を大きく裏切るようなものを作ってくる気もするが。しかし、こういったプレッシャーの大きい仕事はやつをさらに追い詰めるんじゃないかというのが本当は一番気がかりな点だ。。。。

 もうむしろ富士吉田は「陽炎」を市歌にすればいいんじゃないか。ぶっちゃけ市歌なんてむかつくものを持っている市は横浜しか知らないが。しかし本当に濱っ子は腹立たしい人種である。やつらは中華思想を持っているのである。やつらに市歌を聴かせてみるといい。明らかにテンションが変わる。それは老若男女誰でもだ。で、その濱っ子ご自慢の鴎外先生作詞の市歌だが、何だか歯の浮つくような詞だよな。この際だから言っておくが、結局鴎外先生にとって横浜なんぞ所詮「余所」なのである。なんか華やかなだけで薄っぺらい。「陽炎」の方がよっぽど深みがあって心に残る。駄目だな。鴎外先生は言うまでもなく日本を代表する文豪だが、こと横浜市歌においてはちょっと、な。。。。とりあえず富士吉田民のフジファンは『「陽炎」を市歌に』運動をライフワークとして早急に取り組むべきだと思う。


 どうでもいいが、つい濱っ子を敵に回してしまった。。。。後が怖い。。





  1. 2011/06/28(火) 10:07:37|
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