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ロックくそくらえ

 昨日、新宿15番線に飛び乗りながら、「CHRONICLE」を聴いたりして色々思い出していた。人と聴いている音楽の話をする時、面倒なので「邦楽ロックが云々」ということが多い。そして、「クラシックしか聴かないと思った」などと言われるのがいつもである。今では邦楽ロック好きを自称することに何も感じなくなった。だが本当にそれでよかったんだったか? 

 確かにiPodの中身はロックでいっぱいだ。アンディモリ、アートスクール、バックホーン、バンプオブチキン、エルレガーデン、グレープバイン。カイト、ロス・キャンペシーノス!、ニルヴァーナ、ピープルインザボックス、シロップ16グラム、ウィーザー。けれども、小沢健二や湯川潮音、藍美代子や讃美歌なんかも入っている。別にロックが好きな訳なんかではなかった。音楽が好きだったんだよ。

 音楽を聴き始めた時、雑誌を開けばどこもかしこもロックをアホのように崇めるような書き方が目についた。はっきり書いてあった訳ではないが、ロックならざるものに対して非常に排他的な印象を受けた。くだらないよな。ロックってそんなに偉いのか。そんなにイノセントで正直な表現なのか。そうは思えなかった。反体制なんて幼稚だ。本当に世の中変える気があるんだったら、死ぬ気で勉強しろ。極論ロックって耳で聴いて分かる定義なんて、「うるさい」ということくらいしかなくないか?苦笑 ロックという魂の定義すらも、耳で判断するのか? だとしたらロックなんかくそくらえである。バカバカしい。

 小学生のうちからバックホーンは聴いていた。その前はCHEMISTRYやスザンヌヴェガを聴いていた。赤ん坊の頃はピンクフロイドと今井美樹の「PRIDE」が子守歌だった。ピンクフロイドはさすがに覚えていないが苦笑、その他はどれも同じように好きだった。ロックなんかどうでもいい。

 今ライブに行くと、オーディエンスを眺めていて強烈な違和感を感じる。ロックという「形」を楽しんでいるような気がしてしまう。そもそもライブというスタイルが個人的に好きじゃない。踊ったり拳を振り上げたり? そんなことしたくないんだよな。音楽聴きたいんだ。真剣に。1対大多数とも思ってないしな。そこには1対1の関係しかないはずだ。ライブ行って友達作りたいというのも個人的に興味はない。音楽をガチで受け止めたいんだよ。その他のことは全部余計だ。

 ロキノンとか読んでると、本当に「ロック」という音楽性以外を完璧に排除しようという強い意志が働いているなと思う。いやはや、ロキノンしか情報源がなかったらメレンゲにもキセルにも出会えなかったよな。「ロック」バンドのライブにいるようなオシャレな若者たちにも是非知ってほしいね。

 音楽を聴くのは今本当に楽しい。さて、「スキマミュージックス」でも聴きますか。




  1. 2011/06/19(日) 22:41:40|
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