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詩と詞


 キセルの「SUKIMA MUSICS」を聴いている。「くちなしの丘」が聴きたかったというのが一番の動機だが、いい。「くちなしの丘」といい、出光のCM曲の「ヒカリミチテ」といい、聴いていて涙が流れるようなメロディである。カバー集も面白いが、B面集がかなりロックだなあと思う。今日観に行くのだが、「ペラ子の唄」やってくれないだろうか。。。

 しかし、高田渡のカバーで「鮪に鰯」「系図」という曲がある。元々は山之口獏、三木卓の詩であってそれに曲をつけているのだが、個人的にあの字足らず感が半端なく違和感だ。山之口獏も三木卓もあまりリズム感のある詩ではない。あれはあくまで「詩」なのである。対して中原中也はあのリズム感がすごく好きだ。上田敏の「海潮音」も気持ちがいい。

 むしろ、中也や上田敏なんていうのは詞を音抜きで読んだ時よりもリズミカルでメロディアスな気がする。詞はまた全く別の法則に縛られているから、やっぱりメロディというルールから離れたところに置くと違うものになる。個人的には、あの五七五に近いリズム感が好きだな。自分で詩を書く時もやはりそういうリズムを念頭に置いて書く場合が多い。というか、中也のパクリみたいな詩しか書いていない。苦笑 しかし、詩は気違いじゃないと書けないものだなあ。詞はどうなのだろう。

 



  1. 2011/06/11(土) 14:05:45|
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