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メレンゲ 星下り 20110430 at 渋谷公会堂 その3

 「タイムマシーンについて」はCDのように声を張る感じではなく、サビでも少し音量を絞った歌い方だったように思う。「バスを待っている僕ら」「8月、落雷のストーリー」も前のライブで聴いたような射抜かれるような声ではなかった。緊張しているのか・・・? 緊張しているやつを見ていると何故か緊張するもので、小生もむちゃくちゃ緊張していた。この日について少し考え過ぎたというのもある。落ち着けよ。。。しかしこの3曲はサビの歌い方がふっと弱くなって浮遊感があったな。

 クボが一言、「ルゥリィ」と言って「ルゥリィ」が始まる。クボのアコギがあの少し泥臭い感じを出しつつ、藤田のキンキンしたストラトの音がとてもよく止揚している。ニコニコしながら間奏のギターソロを弾く藤田がカッコよかった。ナイスサポートというかこれはまだメレンゲ加入してないのかレベルである。

 そしてローディーにギターを渡すと再びハンドマイクで「すみか」。この間のインストアでのやり取りを思い出してしまった。ライブで音源通りの世界観を見ることってほとんどないのだが、この「すみか」はいい意味でホール全体にあの世界観が広がるのを感じられた。薄紫に染まった靄が美しかったのを覚えている。

 クボがソロソロと上手側の傍らに移動してMacBookとシンセをいじり始める。あたりに響き始めたか細い音に寄り添うように音数が増えて「東京」が始まった。こんな深遠なアレンジはないだろう。。。青みがかったレーザーが照射される。クボは自分のヴォーカルをケロらせている。ヴォコーダーか。。音源のようなつややかな音像ではない。少しノイジーであたりを漂っているのに質量感があった。圧倒された。

 続く「ホシノクズ」ではこちらを向きながらクボが歌う。鮮やかな流星のようなレーザーが飛び散る。アレンジとしてはリミックスというよりQuipヴァージョンに近い気がした。HARCOヴァージョンの方が一見メレンゲらしく思えるかもしれないが、間違いなくこちらの方がメレンゲの本質なんだよな。。。クボがギターをおいたってことはかなり重要な出来事じゃないか。

 センターに戻り、青いテレキャスを手にして弾き始める。最初はなんだか分からなかったが、すぐにハッとする。「スターライト」だった。あまりに素晴らし過ぎた。地に立ちながら神々の領域にまで届いてしまったかのようだった。メレンゲってこんなバンドだったか 頭がぶっ飛んだ。 反則だろ。。。。

 MCではクボが「こういうのもいいやろ」といったようなことを言っていた記憶がある。

クボ:(タケシタの方を振り返って)それでお前は何してたん?
タケシタ:初の鍵盤をね、弾いてたっていう・・・・・・

 だがクボは自分から振ったくせに全く興味がないようであった。



 続く。。。






  1. 2011/05/05(木) 14:26:37|
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  1. 2011/05/05(木) 14:35:34 |
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Re:

話しかけてくれてありがとう。
あんま面白くならないかもしれないが、気合い入れて書きます。
  1. 2011/05/06(金) 12:10:15 |
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  3. 北田斎 #-
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