前から思っているのだが、フジ志村は能狂言とかやったらぶっちゃけものすごかったんじゃないか。動きが今っぽくないよな。ライブ中、間奏を終えてマイクの前に戻る時なんかに重心を前方に落として大股で進むが、ああいう足運びは能狂言にあるのである。
声も初めてフジファブリックを聴いた時、謡曲のテープみたいな声だと思った覚えがある。まあ元々がお経みたいな歌だしな。個人的に能は謡本を読むのは割と好きだが、観るのは退屈であんまり好きじゃない。梅若六郎とか興ざめだしな。。。「楊貴妃」なんかで小面から顔の肉が何重にもはみ出してるのって、もう楊貴妃どころじゃなくなるよな。あれから梅若六郎は観なくなった。
狂言がいいよな。あれはコントである。太郎冠者というのがおおむね主人公で、まあ主人なんかを相手にくだらんやり取りをするのである。揚げ足取りみたいなのが多いんだが、笑うよな。
茂山千五郎家なんかは割とひょうきんな感じだが、やっぱ野村家がヤバい。野村萬斎の何がすごいって、あの男は声が以上にいいのである。何度か観たことがあるが、やはり第一声で場の空気を変えるからすごい。
志村が狂言なんかやってたら面白いだろうな。満斎は何を考えているんだかよく分からないような顔でやり切るから面白いが、志村が無表情で狂言をやったらもっと面白いな。だってあんな笑い話を顔色一つ変えずにやられたらそりゃあ。。。
・・・人に通じる話じゃなかったな。でも狂言、いいぞ。やっぱり茂山家が一番見やすいだろう。京極夏彦の妖怪狂言とか面白かったな。新作狂言だから分かりやすいしな。
こっそりコメントの人。コメントありがとう。個人的には「FAB FOX」の楽器の絡まり方が好きですな。部室でニヤニヤしながらヘッドフォンを耳に押し当てて聴いてたら誰も口きいてくれなくなってしまった。今では新入生の方が部室になじんでいる始末。別にさびしいとかは思っていない。全然思っていない。
クボ兄氏のブログはリリースタイミングで絶対にメレンゲのことを書くのを知っていたにも関わらず、チェックを忘れてました。ありがとう。ツイッターで「クボファブリック最高」とか呟くクボ兄氏が好きだ。ちなみに兄氏のアイコンはリンク。現在地はもちろんプロロ島である。
志村のことを思って作られた作品というとトライセラや民生ちゃんなんかにもあったりするが、やっぱり「アポリア」が一番届いている作品だと思う。
みなさん、最近コメントありがとう。こっちからは読んでもらっているのがそうでもしないとよく分からないので嬉しい。もっとくれてもいいですよ(宣伝)。
- 2011/04/21(木) 22:22:17|
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