inkblot

andymori

 近たまたま聴いた「青い空」から、なんとなく気になっている。

 所沢の某大出身の3人組でドラムが去年から変わった。ボーカルの小山田壮平は福岡県飯塚市出身、1984年生まれ。若い。。いや、年じゃなくて曲が若いなと。。。

 「everything is my guitar」や「FOLLOW ME」のように早口でゴチャゴチャして鮮やかで妙にエスニックなおもちゃみたいな歌詞をまくし立てる。ちょっと小沢健二を思い出すな。歌詞は反戦や社会問題を暗に意味するようなものが多いような印象を受ける。本人は「みんな本当は子どもを脱し切れていないのに、大人のふりをして生きていかなきゃなんない。でも子どもの頃の光景とかってすごく大切だと思っていて」といったようなことを言っているが、確かにクレバーだけども、イノセンスはとっくに捨て去ってそうだ。イノセンスを捨てきれないアーティストというのは、たとえばフジ志村やメレンゲクボのようにどこかとてつもなく不器用なんだと思う。小山田壮平には器用なイメージが拭いきれない。あ、BOCは保留で。

 彼のバックパッカーのような歌詞は、姉である小山田咲子の影響かとも思う。彼女は確か3歳ほど年上、一文の才媛で大変将来有望な人だったらしい。世界各地を旅して回るのが好きで、恋人の石川直樹と旅行中に不慮の事故で亡くなった。彼女の存在がどれほど彼の世界観に影響を与えているかは分からないが、人柄も素晴らしかったそうである。

 しかし、反戦とか国際的な問題なんてことを歌うのは個人的にあんまり好きじゃない。知りたければandymoriを聴くよりも小沢健二の「うさぎ!」でも読んだ方が学べることは多い。近くにいたらぶん殴りたくなるようなものすごく腹立たしい人間だが、残念ながらあの男の教養は本物だ。「教養とは、物事を見透かす力である」という言葉がある。小生の言葉ですが。なんで教養が必要かといったら、それがないと一生だまされ続ける人生になるからである。簡単なことだ。子ども諸君はまだ間に合う今のうちに、急いで勉強するべきだ。

 いや、なぜそういう社会的なメッセージを歌うのが好きじゃないかといえば、そんなことを歌って世界を変えることのできたやつなんか一人もいないからである。ジョン・レノンなんかちっとも偉くないと思う。そもそもそんなデカいことを言われて一般大衆に親近感をわかせるなんて不可能だってことに気づくべきだ。判った気になって殊勝な気持ちになっても、明日には忘れている。「世界を平和にしたいなら、戦争云々についてじゃなくて一人一人の気持ちを変えていくべきなんじゃないのか」というようなことをBOC藤原は言っていた。そうだと思う。ジョンレノンよりもBOCの方が物事を見透かしている。

 なんかダメ出しばっかりでアンディモリをけなしているようだが、結構好きだ。あのテンションの高さは単純に楽しい。こんなことならもっと早く聴いてみるべきだったな。make me maniacみたいな感じか? GRAPEVINEの「BLUE BACK」やフジファブリックの「熊の惑星」なんかはバカみたいに異様にアガるが、そんな感じだ。

 実は寝ぼけてKilling Boyのチケットを取ってしまったので、素直にアンディモリが見れることを喜ぶことにする。しかしなんで取ったんだ・・・? 懐が。。。何かと間違えたような気がする。。。いや、しかし楽しみです。





  1. 2011/02/08(火) 15:10:37|
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