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顔を上げて 黒い目の人 さあ目を開けて 君は強い人


 24日はいろんなものが終わっていく日だな。でもはじまりの日でもある。22日のフジファブリック、はじまりましツアーの六本木に行かせてもらったが、やはり小生も12月24日のもたらしたものをまだまだ探しに行っているんだろう。最高のものを見つけられた。山内はツアータイトルをなんか一生懸命説明していた。ただ、「はじまりましツアーはねー、はじまりましツアーじゃなくてはじまりましツァーなんすよ! もうはじまってんですよ! ・・・あれ?」みたいな感じで日本語としては言ってる本人含め誰も理解できなかったと思うが、だが言いたいことはすごくよく分かる。気がする。山内はへたくそな言葉で、一生懸命感謝や決意を伝えてくれる。そういうところがホントにまぶしい。「10周年っていう節目を迎えて、今さらやめるっていう選択肢はないんで!」と高らかに言い放った。世界一かっこいいアホの子だよ全く。力尽きるまでついて行こう。

 フジの三人にとってもメレンゲクボにとっても、志村の存在は現在進行形で語られるものである。だってずっとそこにいるからね。シンプルで強い理由だ。この人たちはこれからも志村に会わせてくれるんじゃないかと思う。ひこばえのように、そこからはじまっていく音楽だ。それが好きなんだよ。

 もう火曜日くらいからずっとBOCの新譜を繰り返し繰り返し聴いている。CDが届くまでなるたけ耳に入れないようにしていたのだが、金澤先生のラジオを聴いていたら唐突に流れた「コロニー」を聴いてしまってもう無理だった。CD届いたら余計止まんないよな。腹を括ったバンプはやっぱりかっこいい。いろいろ思うところはあるのだが、やはりその時々でまったく違う色に輝く。今日はなんかメレンゲのことで緊張しているので、まるで彼らのことを歌っているように感じる。「コロニー」の幾重にも取り巻く声が繰り返す「側にいて 行かないで 微笑んで 頷いて」というフレーズとかやめてくれという感じである。あと「Hello,world」は主人公がクボに思える。「もう駄目って思ってから わりと何だかやれている 死にきらないくらいに丈夫 何かちょっと恥ずかしい」ってそれぞれにリアルである。「ご自分だけがヒーロー 世界の真ん中で 終わるまで出突っ張り ステージの上」というところで、バンプの唄う「僕らについて」が「Hello,world」なのかもしれないと思った。関係なんかないけどな。

 なんかいろいろ覚悟したり楽観視したりしているのだが、これで今日ヤマザキが「これからはサポートとしてメレンゲを支えて行きます」みたいなことを言い出したらどうしよう。。。という心配をしている。次の藍坊主との2マンでヤマザキがいたらどんな顔していいのかわかんないよなマジで。震 いやいやウソである。そんなことあるはずもない。24日は終わりと始まりのウロボロスの日、笑ってサヨナラできるだろうか。





  1. 2015/04/24(金) 14:32:11|
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この世は死ねない約束づくめだ


 メレンゲのクボがヤマザキ脱退のコメントからやっと最後のワンマンに向けた記事を公開した。噛み締めている。何年か前のメレンゲだったら解散していたかもしれない。だが今のメレンゲはかつてのメレンゲではないから、「立ち止まるのはやめた」と言えるのだ。そういう意味で、すでにメレンゲは変わり続けている。緩やかにしなやかに色やかたちを変えていく。でも、――少なくとも小生にとって――大事なものは何も変わっていない。いつだって小生が大事にしている部分は必ず光っているから見つけられる。

 変わり続けないものなんかないし、変わっていくのが嫌ならばそのバンドの動向とは決別して、自分の好きなアルバムだけ擦り切れるまで聴けばよい。じっさい自分だってそんな付き合い方をしているアーティストはいくらだっている。そしてたまに新譜に驚かされたりもする。

 そう、最近ずっと考えていた。かつてフジファブリックとメレンゲにはそれぞれ「シェリー」と「エース」という未発表曲があった。ひとつは未発表曲のまま、未発表曲として世に出ることとなった。ひとつは少し未来のアルバムにおさめられた。「シェリー」は志村にとってホントにはなりきれなかったが、「エース」は数年を経て、クボにとって強がりのウソではなく、何か決意表明のようなもの、ひとつの予言に変わったのだ。そのことをずっと考えていた。べつに志村だって負けた訳じゃないけどね。予言は現在進行形で果たされている。

 それにしても、クボがウソのない誠実な答えをくれたことが嬉しい。破滅の美学だとか美しい死に場所なんてものはあいつがとっくに全部残さないように持っていっちまったよ。生きろ、と死者は呪いをかけていった。そのいとしい呪いを身に帯びてゆく道に、われわれも続いてゆこう。おわりははじまり、はじまりはおわり。魔法が解けるなら、きっと新しい魔法だってかけられるだろう。


  1. 2015/04/14(火) 23:13:46|
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ニートおじさんともやし先輩


 なんかここ数日寝込んでいた。完全に弟にうつされましたよね。まああいつはピンピンしているが。激おこ 

 昨日、シロップとメレンゲの発表があった。新譜のリリースと、クボ主催の弾き語りイベントのアナウンスだった訳だがなぜよりによってエイプリルフールなのだろうか。。。まあ発表が今日でも「死にかよ。。。」と思ったと思う。だるいのでなんとなくツイッターをみていたら、シロップファンは「五十嵐働きすぎだろ。。。過労死するぞ。。。」とか言ってるし、メレンゲファンは「クボノ屑! え! 違った! でも屑にしか見えない!」とか言っててそれぞれひどい。あ、小生は言ってないっすよ。Queで弾き語りでクボンゲと聴いたらもう夜想宴かって思うよな。そこで妄想は膨らむ訳である。もうキノコ師匠じゃなくて五十嵐とフジ山内を呼ぼう。FAB BOXの夜想宴の映像が久しぶりに観たくなった。志村・クボンゲ・五十嵐ってもう最高でしかないだろ。もうタイトルはクボノ屑でもクズノ宵でもなんでもいいよ。でもクボンゲの主催とか初めてじゃないか。よくがんばったな。。。。。泣 

 というかシロップはもともと結構多産なバンドだったから、やれる環境が整えばバリバリやれるバンドだと思うぞ。ちょっと6年くらい心の調子が悪かっただけだから! クボンゲも最近はそんなにクズじゃないからファンはもう少し優しくしてあげてもいいのではないか。そういやクボノ屑って空目した人の中にはどうやら、昨日小生が「#曲名の一部をもやしにすると弱い」というタグを見かけてあんなことやこんなことを言ったせいでもあるらしい。。。このタグをメレンゲでやるとだいぶ切ないぞ、「モヤシの日」とか確実に給料日前だし、「モヤシの恋」とか「もやしに似合う服」とか「もやしの屑」とかヤバい。そしてもやしって言ってなぜかあのスーパーで売ってるやつじゃなくて、なんか182cmくらいある別の何かがめっちゃ思い浮かぶということもなかなかヤバい。フグンゲ結構見た目ももやしっぽいよなよく考えると。あ…… すまん、、まず小生が全然優しくなかった、、、、

 ところで27日のロフトはすごかったな。対バンのTHE NOVEMBERSは前にSleepy.abとの対バンで観たことがあるのだが、やっぱりよかった。ラストの「今日も生きたね」の余韻がまだ残っている。この日はやらなかったが、「ノベンバはニルヴァーナのカバーがいい」という話を教えてもらって聴いた「Stay Away」もすげーいい。「Stay Away」こんないい曲だったっけと思ってしまった。

 メレンゲはまさに超新星だった。ひとつの終わりに向けた途轍もない輝きがあった。ヤマザキは噛み締めるように丁寧にプレイしていたと思う。クボは張り詰めていた。クボさんはおそらく13日の脱退発表から4月24日までずっと緊張の中に身を置いているんだろう。朝起きてコーヒーの湯を沸かしているあいだも細い糸を張っているような緊張状態なのではないか。糸が切れたらどうなるのだろう。分からないが走り抜けてほしい。言われなくてもやるだろうけどね。メレンゲ、短いあいだにすげーカッコよくなった気がするんだ。楽しみじゃない未来もそれなりに多いけど、メレンゲの未来は楽しみだぜ。そろそろおれのお財布は血を吐きそうだけどな。。。おれ、もっと働くよ。。。。


  1. 2015/04/02(木) 15:53:24|
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