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まぶしい朝


 メレンゲファンは昨日のドラマを観たんだろうか。小生は途中まで観ていたがお母さんに寝ろと言われたので、テレビを消し「まぶしい朝」を20回くらい聴いてから寝た。

 ドラマは30分くらい観たがやっぱり変なイメージをつけたくないから観なくてよかったな。30分くらいまではかなり陳腐な話にしか思えなかったがその後面白くなったんだろうか。結局アイチューンズで買ったのでそこまで観る必要もなかったのである。ドラマで聴くんなら買ったって同じだ。

 なんだかライブで聴いたのとはかなり違う気がする。アウトロのぬるい温度感なんかは前にはなかったな。初めて聴いた時のあの真っ白い光を思い出しながら早速プレイリストを作って聴いている。「まぶしい朝」が最後に来るのだがなかなかいい。ぶっちゃけ曲がいいんだからどんな順番だっていいんだろうが。まあ。。。「ラブ・トライアングル」の直後とかでない限りは。

 あとエースについてコメントをくれた人、ありがとう。少し思い出せた。色とかはよく覚えてるんだけどな。しかし星下りからもう一年か。。。記録用の映像でもいいからもう一回観たいぜ。クボンゲはなんか明るい曲を頑張って書こうとしてるらしいがこんな曲ばっか作ってくれればいいのにな。


  1. 2012/04/30(月) 23:56:55|
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20120427


 『ミュージックシーン』の曲順が発表されてるじゃないか。

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メレンゲ/Merengue
3rd Album「ミュージックシーン」
2012/5/30 release

price : ¥3,150[tax in]
catalog number : WPCL-11080
label : WARNER MUSIC JAPAN

1.ミュージックシーン
2.バンドワゴン
3.クラシック
4.まぶしい朝 (ALBUM VERSION)
5.フィナーレ
6.給水塔
7.うつし絵
8.ビスケット
9.hole
10.物持ち
11.フィナーレ - やけのはらMIX -
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ヤバいな。「給水塔」、マジでセルフカバーしてんじゃねーか。しかしそれを遥かに上回る衝撃が「物持ち」だ。確か『シンメトリー』のあたりの応募特典でこの曲のCDが当たるキャンペーンがあったんだよな。小生は持っていなかったのでずっと聴きたいと思っていた。原曲がデモなのかどうなのかよく分からないのだが、新録なのは間違いないし色々変わっているんだろう。・・・気になる。他の未発表曲は「カゲオクリ」という曲があるらしい。

 というか、また「エース」は入らなかったのか? それとも名前が変わっているのか。。。何しろ一回しか聴いていない上にその時は頭がぶっ飛んでいたので、聴いて分かる自信がない。あと「まぶしい朝」のALBUM VERSIONってなんだ? まさかリカットシングルとかの訳はないよな。多分ドラマで流れる音源(29日から配信されるもの)と違うとかそんな感じだろうな。

 「フィナーレ - やけのはらMIX -」というのは「ラッパー、トラックメーカー"やけのはら"によるチルなミックス・ヴァージョン」らしい。しかし11曲中、未聴曲は3曲しかなかった。どういうことだ。まあライブに行きすぎているだけなんだが。それにしても今日アップされた動画を観ていると、「バンドワゴン」なんか最初と比べると結構アレンジも変わっている。歌詞も変わっているようである。考えてみれば初披露から聴いているんだよな。そこから聴くたびに少しずつ違っていた。考えてみれば曲が成長していくのを割と長く観ていたんだな。もうそんなの普通に宝物だ。あとは走馬灯でしっかり映るように修行したい。



  1. 2012/04/28(土) 00:49:26|
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20120424


書いた文章がどうにも人の見る場所に載せるにはしっくり来ないものだったので、数日悩んで止めた。
代わりに便箋にでもしたためよう。
駄目な所を取り除いたら詩にでもなりそうだな。
最近雨ばっか降って桜の最後の名残もすっかり洗い流されてしまった。
ゼミ合宿の場所を富士吉田に出来ないか画策中である。
友人は佐倉に行きたいらしい。




minasocolamps.png


  1. 2012/04/24(火) 21:54:10|
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2012.4.8 BUMP OF CHICKEN GOLD GLIDER TOUR at 幕張メッセ その4

直井:秀ちゃん、なんかしゃべったらいいじゃん。

(藤原、升のところまで行く。またいつものように伝言を預かるのかと思うが、そうではないらしい)

(升、立ち上がる)

升:(オフマイクで)今日は来てくれてありがとう! うれC-!(両腕でCを形作る)


喋った…… 秀ちゃんがライブで喋った…… 10年以上喋らなかった男がである。そして「うれC」…… 小生は茫然とした。


 そのうち、チャマが「こんなにデカい会場だったら、後ろの方は全然見えなくてかわいそうだよな」というようなことを言い出したので驚いた。しばらくゴソゴソしていたが、前方で歓声が上がる。オーディエンスが動き始めていた。だが動き始めていたのはオーディエンスだけではなかった。チャマがステージを降りる。他のメンバーもそれに続いた。上手側にあるらしい通路をどんどん後方まで歩き出す。そしてどうやらメンバー達の動きはある場所で止まった。大体Bブロックの真ん中から少しCブロック寄りといったあたりか。すぐにウッドベースやアコギを手に取り鳴らす音が聴こえて、信じられない思いをした。そう、ステージはもうひとつあったのだ。やつら、やりやがった。チャマが「ギターはほとんど同じやつなんだけど」と言っているのが聴こえる。

 Aブロック・Bブロックでは人がガンガン上手に流れていたが、まあCブロックは行き場がないのでオーディエンスが淀んでいた。ぶっちゃけ第二のステージでも我々Cブロックには大差ないんだが、それでもさっきよりは多少見えた。だが何と言っても気持ちが嬉しいよな。藤原の白いTシャツが見える。どんなアコギを持っていたかはいまいち記憶がない。音はギブソンの音だったように思うが…… そこが一番重要だというのにバカ野郎な脳みそである。

 近くのオーディエンスが何か言ったらしく、藤原が「カイワレ言うな! レッサーのこと、レッサーパンダって言うな!」と言っていた。そりゃあオーディエンスも沸く。そして始まったのは「ホリデイ」だった。マジか。生で聴く日が来るとは思わなかった。しかもアコースティックセットである。軽く走馬灯状態になっていた。勿体ないことをした。だがあれは不可抗力である。

 百万回聴き覚えのあるリフを百万回見覚えのある動きで藤原が掻き鳴らす。「fire sign」だ。でもアコースティックセットでなんか、音源でだって聴いたことがなかった。アコギなので幾分ふわっとはしているが、それでも十分力強い。しかしオーディエンスの合唱はあんまり好きになれない。

 メンバーはまた大移動して元のステージに戻っていく。2曲は意外と短いな。自分がBブロック上手側だったら、もっとやってくれと思っただろう。ぶっちゃけ3つくらいステージ作ってほしいよな。そして戻っていくのと時を同じくして、元のステージの方から微かなシンセの音が立ち上り始める。スクリーンには宇宙と、ストップウォッチのように高速で流れる数字が映し出されている。「星の鳥」だ。

 数分してメンバーもステージにたどり着く。楽器を手に取り、レスポールが轟音を上げる。「メーデー」だ。やっぱり数年前のライブ映像と比べたら遥かによくなっている。しかしなんというかやはり見どころは間奏のドラムソロだな。やっぱりカッコいいというよりはなんだか滑稽だ。でも生で観れるとは思わなかったな。実際に観ている最中というのは体感はしているけども、全く実感は湧いていない。実感が湧くのはやっぱりいつも終わった後だ。

 再び藤原がギターを持ち替える。暗がりでしばらくカチカチという音がした後、明るくなった。

「ありがとう」

 藤原がマイクに向かって言う。

「ひとつ報告があります。・・・今日はもう、半分終わりました」

「えーっ」という声がオーディエンスから起こった。

「俺だって『えー』だよ。チャマがさっきいいこと言ってたよね。。今日来てるお客さんは二度とそろわないって。ほんとそうだと思います。次君とライブで会えるのが5年後、10年後になるかもしれない。・・・クサいですか。笑 クサいよね。笑 やめとこうか」

 再びオーディエンスから声が起こる。

「クサいけど言っていいの? もしかしたらもう会えないかもしれないよね。それでも俺は会いたいです。BUMPなんか好きじゃなくなるかもしれない。それでもふと思い出した時によかったらたまに聴いてください。。。本当はここ、喋るところじゃないんだけどね。。笑 でもホントに楽しくて喋りたくなった」

 話す声すら独特な、深く柔らかく毛布のような声である。目蓋のない耳を優しく征服する、他人に耳を傾けさせる声だ。この声に耳を塞ぐことなんか一体誰にできるのだろう。少なくとも小生には無理だ。

「あと、イチニで一歩後ろに下がってもらえますか。前の方はぎっちぎちだから、そうすればもっと息しやすくなるんじゃねえかな。。。いいですか?」

 藤原の掛け声でオーディエンスが一歩下がる。

「調子悪くなったら言ってくださいね。まわりの人も助けてあげてください」

 そしてレスポールをストラトに持ち替えて、藤原は手癖でアルペジオを弾く。これが本当に好きだ。やっぱり誰よりも藤原のギターの弾き方が好きなんだろうな。もうこれは好きとかそういうもんじゃないのかもしれない。もっと根元に納まっている感じだ。藤原が延々とギターを弾いているUSTとかあったら最高だよな。しかしこれはどの曲だろうと思っていると、手癖が終わり知っているイントロが始まった。「angel fall」だ。これが誰に向けられた唄なのかはよく分かっているけども、小生は小生のコンテクストで唄を意味づけしていくから全く違う音楽家のことを頭のどこかで考えていた。だが実際、深くそのことを心に留めて聴いていただろうか。やはり新しい印象があった。別の曲のように聴いていた。星が羽ばたく。鳥が羽ばたく。聴いたことのない音の広がりだった。

 続いて「supernova」が始まる。数年前とは比べ物にならないほど喉のコンディションが安定しているとはいえ、さすがに後半戦ともなると声がわずかにかすれて来る。しかし少しも衰えているものはない。しかしそれにしてもこの調子の良さは5年前には望むべくもなかった。医学の進歩である。

 この曲は歌詞をやはり変えていた。「君を忘れた後で 思い知るんだ」という一節、「本当のありがとうはありがとうじゃ足りないんだ でも、」という一言がこんなにも唄を強くする。

 だがやはりオーディエンスの合唱は耐えられない。悪いがバンドと自分の間にどんな他者も差しはさみたくないんだ。それにBOCの唄は藤原以外の人間が唄い得るものでもないはずだろう。藤原は耳に手を当てて上体を傾けた。もう合唱や手拍子をやめさせたりはしてくれないんだな。そりゃあ「Title of mine」と「supernova」では話が違うのは分かる。でもな。




  1. 2012/04/22(日) 11:54:17|
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2012.4.15 andymori 4th album 「光」 発売記念 “100分間のファンタジー 遊ぼうぜ 踊ろうぜ”ツアー final at Zeep Tokyo その1


 アンディファンの人のこっそりコメントがあったので書いた。

 昨日数時間で書いたが、脳内検閲ゼロなのでこれでいいのかよく分からない。まあでもちょっとくらい文体いじって書いてみたいんだよな。バンドによって文体を変えたら面白くないか。しかしこれはいいんすかね? 駄目だったら言ってほしい。

 あと皆さんバンプオブチキンの覚え書きの方も読んで下さいね。笑 これの10倍は力入れて書いてるんで。笑 





 Tシャツにパーカーで家を飛び出したら意外と寒かった。りんかい線の未来臭い突風を嗅ぎながら東京テレポートの改札を出てパレットタウンを駆け上がる。でもまだ中には当分入れない。そんなだから外で待っているうちにすっかり凍えちまった。
 場内は確かに暖かかったけど、聴き覚えのない外国のロックバンドの歌を聞き流しながら黒い壁をずっと見ていたんだ。18時を4分くらい過ぎたあたりでスモークが壁の上から吐き出されてそこからさらに5分たったころに客電が落ちてスキータ・デイヴィスが流れ始める。ステージ奥の黒い幕が開いて『光』のジャケットを写した幕が現れる。暖かくて懐かしくて切なくなるような歌の上に思いっきり無神経なベースの轟音が乱暴にぶん投げられた。スキータ・デイヴィスが脇に押しやられて、スポットライトが鉄人藤原に当たる。鉄人のベースから始まるこの曲は新譜の曲順を全く覚えていなくても一発で分かった。「ベースマン」だった。
 着古したTシャツにジーンズでいつまで経っても旅好きの大学生にしか見えない小山田は最初から全開で歌いまくる。音源で聴くと重たい岡山のドラムもライブで聴くとどっしりして力強いのに勢いがあってかっこいいんだ。いい曲だった。確か鉄人の誕生日に作った曲だったよな。「愛してるなんてまさか言わないぜ 風を受けて行こうぜ」
 その次の「光」はさっぱり覚えてないんだけど、「インナージャーニー」に入る前にMCがあったのは覚えている。「ここでゲストに来てもらいます」と小山田が言う。出て来たのはくるりのトランペットのファンファンだ。ぷっくりとした彼女は頭の上で髪を団子に結っていて上手側にトランペットを持って立つ。傍らには赤いキーボード。Nordだろうけどあまりはっきりとは見えなかった。「くるりのトランペットのファンファンです。今日は素敵な彼女を呼べて嬉しいです。トランペットは2曲やってもらうんだけど、それだけじゃせっかく来てもらったのにもったいないからその他も色々ね」小山田がちらっとファンファンとキーボードを見て笑う。ファンファンも笑った。
 「インナージャーニー」でファンファンはトランペットを吹き、その次あたりはずっと鍵盤を弾いていた。「インナージャーニー」も「君はダイヤモンドの輝き」もアップテンポで矢継ぎ早に音が流れて行くんだけどそれでも物凄くフォーキーだった。『革命』から小山田は自分の本当に歌いたいメロディをそのまま歌うようになったけどそのメロディっていうのは全くリバティーンズでもオシャレでもなんでもないフォークソングみたいな悲しみと空虚さに支えられた、でも力強いメロディだ。今の音楽シーンで歌いたい歌を歌うのがどれほど難しいことか少しくらいは分かるさ。これだけの人間がそれを聴きに集まって来るってことに内心舌を巻く。「君はダイヤモンドの輝き 僕だけが愛した人」
 もうここらへんからは正直どれがどの曲だかさっぱり分からない、もちろん覚えてはいるけれど。怒鳴るように歌い続ける小山田はもうほとんど狂気にとらわれていると言ってもいいんじゃないかと思える、細い体の中に悪魔がいて跳ねまわっているのだ、彼には悪い熱病が取り憑いている。「3分間のユートピア 遊ぼうぜ  3分間のファンタジー 遊ぼうぜ」 時限爆弾みたいな楽園だ。楽園が終わる時には誰もかれも思いっきり爆風に吹き飛ばされるんだろう。小山田を観ているとそう思えて来る。
 ライブによっては一回もギターを変えないまま最後の曲まで突っ走る時もあるくらいなのに今回はよくギターを持ち替えていた。詳しくないから名前なんかはまったく知らないが渋い色のギブソンのセミホローのギター、新しいアー写で弾いているあれだ。暗転してストラップを肩から外したのでまた交換するのかと思ったらメンバー全員が一旦下手に移動した。小山田はローディーにギターを預けて代わりに何かを受け取る。明るくなったステージの上を観て驚いたオーディエンスは多いだろう、なんせ岡山がアコギを持って小山田の位置に立っていたんだから。
 岡山がアコギを弾き出す、小山田は鉄人の位置でブルースハープを吹き始める、鉄人はドラムの前に座って何だか暇そうだ。岡山の第一声にオーディエンスみんなが息を呑む、その声は本当に優しい声だった。誰もが持っている普通の優しさ、散りやすい花をそっと守ってやる優しさ。小山田はどこでそれを落としたんだろう、彼の優しさは愛はすべてを押しつぶしてしまう。「僕は歌っている、歌っている歌っている歌っている歌っているから聴いてくれ! 僕はきみをすべてを愛している愛している愛している愛している、愛しているんだ!」と暴れて大事な花をひねりつぶしてしまわないといい。彼にはひとつのことしか見えていないから盲目なんだ。
 そのうち鉄人はポロポロと木琴を叩き始めた。肩の力が抜けた優しい曲だな。岡山は歌い終わって恥ずかしそうに笑った。でもいい顔だった。彼はいつもほんとうにいい顔をする。やりきった人間の顔だ。なかなかできるもんじゃない。
 『光』の演奏中は特効も多かった。どの曲かではシャボン玉が次々と飛んできたし、万華鏡のような模様の影絵のような照明が浮かびあがったりもした、ある曲では黒い壁にちりばめられた星のような照明が灯った、それは実際には壁に取りつけられた黄色がかった無数の豆電球なんだけどそう言うことが正確を期すってことなのかい、こんちくしょうめ。
 2回目の「シンガー」は前に聴いた時と違って「僕が歌うから 僕が歌うから」という歌詞が耳についた。早く音源も聴きたい。最後の曲はトランペットが入ってやたらカラフルな曲だった。赤色黄色黄緑色、それが曲を聴いて浮かんだ色なのか照明の色なのかもう忘れてしまった。


  1. 2012/04/18(水) 22:10:36|
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