inkblot

罪と罰の番宣映像が

 アップされてるな。なんかやっぱりスタッフのアナウンスはタッチの差で出遅れてるんだが、それはもう敢えて突っ込まないでおこうか。。。まあでも今回は早い方か。とにかく後半の約30秒で「まぶしい朝」のサビが聴ける。

 「まぶしい朝」、ヤバいな。。。音源だとサビでも声が弱いな。泣き出しそうな弱り切った震える声だ。だがその弱さが強く刺さる。クボンゲの声は本質的にとても「弱い」声なんだよな。細くて軽くて妙にふわふわした声な訳である。それが強く張り詰めるのが彼の声の大きな特徴だ。だが敢えてその本質的な弱さが露呈しているところにハッとさせられるのだ。「水色の風」のBOC藤原のコーラスなんかもそうだよな。

 これは音源だからこそなんだろうな。ライブだったら絶対に張り詰める。実際、赤坂の「まぶしい朝」は強く張り詰めていた。だからやはり全く別物として聴いたんだが、なんだかんだ言って結局赤坂を思い出している。あの歌詞は本当にクボにしか書けないよな。

 そういや今日は夢にナカザが出て来た。異常に疲れた。



  1. 2012/03/31(土) 13:00:25|
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20120330

 今日は久しぶりに夢を観た。観たんだが、メレンゲのライブに間に合わず終演後に到着するという悪夢だった。半券の切り取られていないチケットを握り締めて茫然としていた。まあ目が覚めてしばらくしてもガチだと思うくらいヘコむよな。ぱっと見日比谷野音をぽい感じだったのだが、チケットには「下北沢×××」と書かれていたのが如何にも夢らしい。正夢にだけはしたくないよな。。。

 とは言いつつもフジファブリックのツアーは結局行けることになった。まあ行けるんだが始発を待たないと帰れない場所である。翌日はゼミなんだが老骨に鞭を打って頑張ろうと思う。とりあえず発表が当たらないように全力で根回ししなくては。。。不器用なのでドッキドキである。。。。

 というかフジは何気にYouTubeにゼップのダイジェストや「徒然モノクローム」のメイキングをアップしているよな。おいちょっとさり気なさすぎないか。おい心臓止まるぞ。それにしてもアップされている動画は全部最近のものなんだな。。。

 しかし嬉しいがやっぱりまだどこかで複雑だ。志村のいない今、フジファブリックはこの形でしか存在し得ない。だがどこまで行っても小生の中でそれは次善策に過ぎないのだ。小生の中でフジファブリックというバンドはまだ2004年だとか2005年あたりのインパクトが強烈に残っているというのもデカいんだが。。。フジファブリックは志村による志村のための志村のバンドであるという定義付けを変えるつもりはない。志村がちょっと居なかったとしてもフジファブリックである以上、志村のワンマンバンドであることに変わりはない。でもそんなの本人たちが一番分かってるんだよな。何を言ってるんだ、自分は。小生の今の懸念は志村を知らないフジファンが増えることである。耐えられねえ。

 YouTubeと言えばメレンゲも「アオバ」「すみか」「カメレオン」のPVをアップしてたな。木村豊が撮った「三部作」である。 メレンゲファンの諸氏におかれては是非こいつを使って布教に勤しんでいただきたい。「夕凪」? ああ、あれはもうなんか。。。いいんじゃないか。。クボンゲの着ている黒いポロシャツがどう見ても志村のにしか見えないということ以外に特筆すべきことはない。というかそれも大して書くべきことでもないよな。苦笑 仮にもこれでメジャーデビューなんだからもう少し金を掛けてやれよ。。。PVはあと「きらめく世界」があったはずなのでそれも公開してくれないか。

 そういやクボンゲは福岡で弾けてるっぽいな。とりあえずこれはどういうことだ。キレキレだな、おい。「2012 年 03 月 30 日15時台【PRESIDENTS ROOM】では、社長になって会社を興すとしたら『出会い系サイト』をしてみたいというメレンゲから、クボケンジさんをお迎えしました!」っておい。ああ、そういやピートベストのボーカルの田辺はマジで出会い系サイトをやっているというのを風の噂できいたが。。。

 どうでもいいがメレンゲはかなりレコーディングのスケジュールがキツいのでぶっ倒れたりしないでほしい。レコーディングが終わってジャケット撮影をし、またレコーディングというのはすごい。今月中に完パケとかマジなのか? ちなみにカメラマンはフジファブリックやアートでお馴染みの中野敬久らしいな。売れっ子である。とは言っても「アオバ」や「すみか」のジャケットもそうなんだが。気合入ってるな。この気合いはもちろん、『ミュージックシーン』のプロモーションにも存分に注がれるんだよな? 頼むからそこまで頑張ってくれな。







  1. 2012/03/30(金) 23:31:47|
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2012.2.14 対バンの嵐 at 新宿LOFT その1



 寂しい天気だった。待っていれば雨もやむんじゃないかと思っていたが、出かける頃には土砂降りだった。諦めて家を出て、電車の中で『クローム襲撃』を開く。読んだのは「ホログラム薔薇のかけら」から「辺境」まで。「辺境」を読み終わったら気分が悪くなったのでやめた。色々考え込んでいる時にSFはよくないということを学習した。

 ロフトは行ったことがあるから大丈夫だろうと思ったがむちゃくちゃ迷った。ほとんど半べそかいてたが、三人くらい(居酒屋の派手な呼び込みのお姉さん含む)に道を訊いてやっと辿り着いた。都会なんか嫌いである。まあ着いたころには整理番号の意味とかなかったよな。

 穴倉のような店内を進み、市松模様のフロアに出る。幸い平日だったので、時間通りに入場しているのは暇な大学生か主婦くらいでまだそこそこ前の方で観れそうだった。ステージにかかった黒幕にはプロジェクタでイベント名が映し出されている。SEで流れているのはなんとなく聴いたことがありそうだが知らない洋楽だった。このバンドがスウェーデンのアトミック・スウィングだと知ったのは後になってからのことである。西山が愛聴していたバンドだという。

 ガチガチになっていたので待ち時間が非常に長く感じたが、開演時間を少し過ぎたところでSEとプロジェクタが消え、幕がゆっくり上がった。出て来るのはもちろんもっちゃり兄弟とエマーソン北村、北山ゆう子である。兄は青地に白いかもめのプリントのTシャツ、弟はグレーの長そでのグッズのTシャツを着ていた。

 楽器を手に取り、のんびりとリズムを取りながらもっちゃりと曲が始まる。一曲目は「雨音」だった。決してよく聴く曲ではないんだが、ライブで聴くとむちゃくちゃよいのだから驚きである。一曲目からすごい満足感があった。早い。さすがにまだ早い。

 二曲目は「ハナレバナレ」。音源で聴くとちょっと重たいが、ライブでは兄が淡々と歌うので不思議な感じである。兄の声が気持ちよく伸びていく。音源の重さに対して、もっちゃり兄は能天気そうにすら見える。へんないきものである。


兄:今日は初恋の嵐のイベントに出させてもらって嬉しいです。みんな知らないと思いますけど、ぼくたちキセルって言って、(笑いが起こる) ぼくらはいいですけど初恋の嵐は本当にええバンドなんで。。。楽しんでいってください。


 もっちゃり兄のMCはいつも大体自虐的である。ちなみになんで初恋の嵐が対バンにキセルを選んだかと言えば、ベースの隅倉ともっちゃり兄が斎藤和義のサポートをやっているからである。


兄:(もっちゃり弟の方を見て) なんか痩せたな。

弟:昨日も会いましたやん!苦笑 

兄:いや、会ったけど。。。なんか今見て改めて「痩せたな」思った。。。。

(笑いが起こる)

兄:キセルは8割は今みたいなもっちゃりした曲ばっかなんですけど、数少ないちょっと速めの曲をやろうと思います。まあ速めって言っても大したことないんすけど。。。笑 「ねの字」という曲です。


 もっちゃり兄のもっちゃりした前振りから「ねの字」が始まる。数少ないアップテンポの曲である。この間この曲を聴いた時は終わった後、兄が疲弊しきっていたが大丈夫か。

 その次も「サマーサン」と珍しくアップテンポが続いた。どちらもなんかポコポコした曲である。「サマーサン」は初めて生で聴いたがやっぱりいいな…… 『magic hour』は名盤だ。全曲ライブで聴きたい。しかしキセルもライブがいいバンドである。

 もっちゃり兄弟がお互いに目で合図し、口笛を吹き始める。「手紙」だ。キセルはもっちゃり兄弟の声の混ざり方が最高だ。音源もいいがライブは尚の事いい。違う声なのに根本は同じ声だ。それが重なることによって輪郭が溶け出していく。夕闇に全てが溶けていくようだ。

 どうでもいいんだが、なんとなく今日のもっちゃり兄弟は弟がむっつりしているように見えた。曲をやっている最中、兄はしばしば弟の方を観ているんだが弟は必要がある時以外ほとんど見ない。MCもなんとなく兄に対して冷たいような印象を受ける。喧嘩でもしてんのか? まあライブ自体はめちゃくちゃよいのでどうでもいいが。しかし弟はしっかりしているように見えて天然なので、案外何も考えていないのかもしれない。やっぱり今回もMC中なぞの手つきをしていた。手持無沙汰なのは分かるがはっきり言って謎である。あと弟は必ず水筒常備なところが家庭的である。きっといい主夫になるだろう。


兄:そろそろ終わりなんですけど。。。新曲をやりたいと思います。「さめないの」というタイトルです。


 タイトルはぶっちゃけ「さめがいる」と聴こえた。でも多分上ので大体合ってるんだろう。のんびりした曲だったが、その後ろにうすら寒くなるような怖いものが隠れているような曲だ。「空はこんなに空なので 海がこんなに海なので」というような歌詞だった。もう一度聴きたい。

 そして最後は「柔らかな丘」だった。縦に横に世界が広がっていく。広げられた世界はあっという間に雲散霧消してキセルは去って行った。7曲はどう考えても短かった。しかし満足である。ワンマンを観に行きたい。




SET LIST

1. 雨音
2. ハナレバナレ
3. ねの字
4. サマーサン
5. 手紙
6. 新曲
7. 柔らかな丘




  1. 2012/03/29(木) 14:49:31|
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星と補陀落

 雨が降るので夕星が見えない。夜は『Mouth to Mouse』を聴いて曇り空をどっぷりと水で洗い流して眠る。あのアルバムは洗濯機みたいな音像なんだ。コインランドリーの窓付きの洗濯機を覗き込んでいるような感じだ。泡と水が渦巻いて、後には清潔な匂いだけが残る。まあそれはいい。何にしろ起きればまた土砂降りだ。

 気付けば無意識のうちに必死になってかさぶたを作ろうとしている。まあそれは大層なかさぶたなんだが、唐突にずる剥けたりもする。かさぶたよ、そこは守らなくていいんだ。そこは膝小僧じゃないからな。。。ばっくり傷口を開けたままではいられないのか。でもそのうちそのかさぶたすら消えるだろう。だから時々はかさぶたをずる剥いて抵抗しておこう。だがいつまで剥けるんだろうか。

 初めて宵の明星を見上げてから、あのくらいの時間に外出する時は必ず空の頂近くに星を探すようになった。大体そんな時は憂鬱な用事なんだが。だからこそ探す。本当に他の人間に見えているんだろうかと思うほど誰も空を見上げたりなんかしない。だったらあの星は小生がもらってもいいか。

 夕方、バイトの用で家を出たらそれまでぐずついていた癖に雲は細かく散っていた。空の縁が橙色だ。どうせ見えないんだろうと思っていたらあの星は雲の隙間からしっかり顔を出していた。小さいくせにぴかぴか立派に光っている。少し誇らしげにすら見えた。ここ数日は見えなかった癖に今日に限って偉そうな光り方をしやがって腹の立つ星である。用事は幾分気が重かったが小生は幾分マシな気分で自転車を漕いだ。

 あの星の光るのは西の空、おそらく楽園はそちらにある。いつかそこへ向かって船出する日も来るだろう。いつかは分からないが必ず来るのだろう。眼鏡は曇って視界は白く靄がかっている。街灯のひとつひとつに虹の輪が掛かる。大分暖かくなってきたのでやるせない。



  1. 2012/03/24(土) 23:48:20|
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fuckzine


 なんかメレンゲの連中(特にクボンゲ)が修学旅行の中学生みたいにテンション高いな。小生もさっき胃薬を買ってきたので結構テンション高いぞ。まあゴーイングと音速というメンツだったら修学旅行みたいなもんか。妙なテンションだったのでなんとなく並べてみた。ん? フジ? 胃袋がアポトーシスを起こしそうなのでその話はよさないか。。。小生は今、ボーカルが禿げたら動員がどれくらい落ちるのかというデータがほしくてたまらない。
























 クボンゲが荒ぶっているのとタケシタに対する反応が冷たいということが分かるな。しかし30半ばのバンドが人生初秋田とか言っているのを見ると泣きたくなるんだが。大して売れてなかった時期のテナーだって秋田くらい行ってたぞ。。。まあしかしこれからだよな。これからはガンガン行ってくれ。『ミュージックシーン』、ちょっとでいいから売れてくれればいい。

 売れる売れないと言えば、五味兄が音楽誌について「金払ってインタビューしてもらうのとかはもう嫌だな。」とぶちまけていたな。フジファブリックが好きな人間だったら、『志村日記』で志村も同じようなことを言葉を選びながら慎重に話していたことを思い出すだろう。

 色んな意見がある。ライターだって一生懸命な人はいくらでもいるだろうが、ロキノンを筆頭とした出版社のやり方はナイーブに観ておかしい。広告費もらって、バンドから金取って、読者から金を取るというのはどういうことなんだ? バカにしているとしか思えない。しかしロッキングオンが食い物のイベントか何かを始めた時は笑ったな。笑 なんだあれ。笑 

 でも本当に雑誌は買わなくなったよな。だって面白くないもんな。インタビューはまだ読む価値があるかもしれないが、ライブレポやディスクレビューはほとんど読まない。内容がない。熱意がない。ウソ臭い。もちろんそんなものに金が払いたくて雑誌を買っていた訳ではない。まあぶっちゃけ雑誌を買ったらいくらかはバンドの利益になるんじゃないかとは思ってたよな。まあなってない訳だが。そういうシステムで心あるライターもバンドも苦しんでいるっていうのはおかしいよな。

 どうでもいいやつばっか湯水のように金を使ってプロモーションがされ、本当にプロモーションしてほしいバンドは全くされない。andropってなんだよ、あれ。あんだけ金かけたら何だって売れるに決まってるだろ。ONE OK ROCKとか親の七光があるバンドもそうだ。マジでくそったれだ。やっぱり「金」から離れたところで何かやる人間が必要な気はする。しかし個人でやるのも難しいよな。ブログでもやはりクラスタのタコツボ化は避けられないという感触はある。ゴッチは久しぶりにいいことを言っていたような気がするな。ファンジンとかいうと大塚幸代→フリッパーズギターと連想してなんかすげえ古臭い感じがするが、ちょっとやってみたいとは思う。人の目に触れる場所で、しかしそれ自体が金を生み出す場にならない程度に小さく。一度くらい試してみてもいいかもしれないな。DTPとかできないが。。。

 でもそういう「ミニコミ」ではカバーしきれないところもめちゃくちゃあるんだよな。バンドにはぜひともSSTV、M-ONといった音楽専門チャンネルに少しでも予算を割いてもらいたい。それが難しいんだったら、DIYでUSTを有効活用してほしい。メレンゲもカメラ入れてるんだったらUSTしようぜマジで。ライブがいいバンドなんだから、その魅力をより生で伝える手段として、USTは決して悪くないはずだ。どうしても首都圏でのライブが多くなるんだから関東以外のファンのモチベーションをUSTで上げたら、確実にツアーの動員に結びつくんじゃないか。インタビューだってクソ雑誌に払う金がないんだったら自分達でやればいいじゃないか。メレンゲに五味兄のようなしぶとさがあればな。。。

 純粋な創作以外の作業を敢えて「手を汚して」頑張っているバンドは増えている。そういうバンドは応援したいし、それを頑張りきれていないバンドは何とか陰から支えたい。その方法ももう少し具体的に見出せないか。



 そういえば胃薬はニッキみたいな味がした。テンション上がるぜ。





  1. 2012/03/21(水) 23:31:29|
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