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2012.2.11 初恋サンセット at 恵比寿LIQUIDROOM その2

クボ:今日、まだ一回もスネオさんとしゃべってないんすよ。。。笑 

タケシタ:でも俺ら、名古屋・神戸と一緒に回って特に神戸は打ち上げやった後、朝まで部屋呑みしてかなり打ち解けたじゃん!

クボ:今日、一回もスネオさんとしゃべってない。

タケシタ:崩したはずの壁がね、この二週間の間にまた元に戻った感じだよね。。苦笑 

クボ:昨日別のリハでも歌ったんですけど。。。スタジオで。その駐車場、駐車場に何故かプリンが落ちてたんですよ。ぷっちんプリンみたいに。。。あの。。。

タケシタ:地面から生えるようにってこと?

クボ:そう、アスファルトの中に! だからもう、これは悪い知らせなんだなと。今日もスネオさんと一回もしゃべってないし。。。これはやっぱそういうことだったんだと思って。


 ちなみに「アスファルトの中」は原文ママである。いい意味でも悪い意味でも凄まじい感覚の持ち主だな、クボンゲは。「別のリハ」というのはもちろん初恋の嵐である。

 「こっから盛り上げていくんで!」という宣言から「旅人」が始まる。後半、盛り上げようって時には最近たいていこの曲が来る。この曲は横山の鍵盤だとガンガン弾くのでその無骨さが結構好きでもあるんだが、皆川神の鍵盤は音数が細かくて華やかだ。

 その次は「ラララ」で、確かに盛り上がっている。本当は「絵本」とかでも心の中ではむちゃくちゃ盛り上がってるんだけどな。しかし、「君が大好き」って本当に恥ずかしい歌詞だよな。俺はラブソングが大嫌いなんだが、でも「ラララ」は嫌いじゃない。なんでかこの時聴いていてやっと分かった。どんなに甘ったるい言葉が含まれていても、メレンゲは圧倒的にメロディが切ないのである。圧倒的に寂しいメロディだ。だから信じられる。

 またMCが入った。何か色々言っていたような気もするがあまり覚えていない。今年初の東京でのライブだとかそんな話をしただろうか。ただ、次の曲に行く前にこう言ったのだけは忘れていない。


クボ:会いたい人を思って作った歌です。そういう人のことを考えながら聴いてください。「アルカディア」。


 「アルカディア」でこんな前振りをしたのは小生の記憶では初めてである。ここでそういう前振りをするということは「火の鳥」はやらないということか? ラストで「火の鳥」が聴けないなんて寂しすぎる。そういやミクシイで投票とかやってたが、まさかあれをバカ正直に受け取ったりしてないよな? 全体的に『アポリア』の曲は投票数が少なかったが、あれは入れなくてもやるだろうという前提があってのことじゃないか? これで「火の鳥」をあまりやらなくなってしまったら最悪だ。などと思いつつ、「アルカディア」は「アルカディア」で泣けた。何度聴いても結局戻る所はそこなのである。まだ悲しいと感じられてよかった。いつかは何も感じなくなるのかもしれないが。

 「ユキノミチ」。これが本編最後の曲だ。メレンゲは終始楽しそうにやっているんだが、沁み透るように悲しい。色々なことを考えた。

 メンバーはしばらくして現れた。クボンゲは白の、ヤマザキは青、それ以外のメンバーはチャコールグレーのツアーTシャツを着ている。クボンゲはアコギを手に取った。「メレンゲはなんか暗かったけど、これから明るくなってくんで!」とニヤニヤしながらのたまう。


クボ:新曲をやります。「クラシック」。


 明るい色が飛び散る。アップテンポでポップだ。「眩しい朝」や「フィナーレ」は『アポリア』の延長上にある曲だったが、これはその先にある曲なんだろう。それでも『アポリア』を超えたという訳ではなく、これから先だって何度も何度もそこへ帰って絞り出すような曲を作るんだろう。歌詞はほとんど聴き取れなかったが、サビの部分だけは覚えている。


いつも精いっぱい笑う君に 恋をしたあの夏の日
雑な未来にきらめいて 思い出した


クボ:メンバー紹介していいっすか? (皆川神を指し示す) キーボード、皆川真人!(拍手が起こる) ドラム、ヤマザキタケシ! ギター、大村達身! (達身を嬉しそうにじっと見る) 達身さんはサムライのような男だと思ってたんですけど。。案外そうでもなかった。笑 意外と陽気なところもあって、、、メレンゲのいがみをいい感じに和らげてくれる!笑 (ついでという感じで)MC兼ベース、タケシタツヨシ!(笑いが起こる) 


 そうだよな。クボンゲ、タケシタがいなかったらまともに喋れないもんな。今回のライブも言葉に詰まると視線はしっかりタケシタの方に彷徨っていた。ベースがちょっとくらい気に入らなくてもあんまり怒るなよ。


クボ:メレンゲは10周年なんで! 野音のチケットいっぱい買ってください! 一人2枚くらい!笑 


 こうクボンゲが言い放った時、近くから「そんなことしたら席ガラガラじゃん・・・」という声が聴こえた気がするんだがまずクボンゲに聴こえていてほしい。


クボ:でも10周年て言ったらあれっすよ。。。小学一年の子が、、高校卒業するくらい!

タケシタ:しないよ(即答)

クボ:しないか。案外子どもだった。。。笑 


 今回もクボンゲはキレキレである。


クボ:メレンゲはこれから閉店商法でいくんで! 

タケシタ:閉店商法っていうのはあれだよね、「閉店セール、売りつくし!」みたいなことを言っておいて――

クボ:そうそう! それから全然5年くらいやってたりね! メレンゲもそういう感じでやって行くんで!笑 次はないからな! 


 お前、閉店商法嫌いだって言ってたじゃないかよ! だがまあ確かに「次がある」と思っているようでは後で後悔する。

 「まだ盛り上げるんで!」と「午後の海」が始まる。しかし楽しそうだな…… クボンゲは強くなったな。ならないと思っていたが。これからもどんどん強くなるんだろうか。まあ、ウジウジしてるのは一生治らないだろうが。だから無理するようなことさえなければいい。

 そして笑顔で「今日はありがとうございました。楽しかったです!」と言って最後の曲、「初恋サンセット」をやる。この音像の広がりは素晴らしい。音にかたちがあるなんてちょっと前まで思ってもみなかった。でもあるんだよな。メレンゲは本当に空間の創り方がうまい。夢のようだ。

 クボンゲが「野音(一拍)、待ってます!」とドヤ顔で言い放ってメンバーと一緒にパラパラと去った後、ヤマザキが中央にやって来て「次のライブで会おう」というようなことを言って去っていく。聴きたかった曲が聴けてよかったな。「July」は聴きたかったが。「July」は最近のアレンジの感じだったら全然やってくれてもいいんじゃないか。「フクロウの恋」も聴きたい。






SET LIST

1. ルゥリィ
2. 魔法
3. スターフルーツ
4. カメレオン
5. ムーンライト
6. 絵本
7. チーコ
8. 旅人
9. ラララ
10. アルカディア
11. ユキノミチ

EN1. クラシック(新曲)
EN2. 午後の海
EN3. 初恋サンセット





  1. 2012/02/29(水) 10:19:14|
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給水塔と流線形

 メレンゲとゴーイングの共作曲はオケだけ小出しで動画が公開されていたが、とうとうサビが流れたな。聴いていてちょっと感動してしまった。ゴーイングはほとんど聴かないので分からないが、クボンゲの歌うメロはあまりメレンゲっぽくなく松本の歌うメロはメレンゲっぽい。お互いのメロにお互いが歌詞をつけて歌う感じなんだろうか。いや、どっちかと言ったらクボンゲのメロを松本が手直しした感じか? まあとにかくぶっちゃけ生で聴く機会はほぼこのツアーだけだと思っておいた方がいいだろう。小生の言いたいことはもうお分かりのはずだ。。。チケットまだまだあるんで。ライブ会場でナカザと握手すればいい。

 しかし気になるのはリリース形態である。配信限定シングルとかは嫌だな。。。まあ1日の発表を待つしかないか。しかしメレンゲとゴーイングの対バンってなかなか期待値高いな。そりゃあ一番対バンしてほしいのはアレだが。その辺にしておこう。そういや後になってつばきとの対バンは観たかったなと時々思う。多分ゴーイングよりつばきの方が好きだ。メレンゲにはとにかくキセルともっと親交を深めて欲しい。ベース同士は割と仲良くなれそうだがボーカル同士はどう見ても絶望的である。しかしリキッドでの対バンは素晴らしかった。もう一度言う。メレンゲはキセルともっと親交を深めてほしい。

 ・・・はっきり言って今日触れるべきことはもうひとつある。しかし小生は言わない。絶対に言わない。これはどう考えても広めない方がいいよな。あまりにキャパが小さいので絶対に言わない。言ったら行けなくなるもんな。みんな行くなよな。あと遠征なんてもってのほかである。そんな不届きな輩は説教してやるので来い。弁天橋から冬の河口にダイブさせてやる。無論問答無用だ。漫画の方はまあ普通に観ないよなと思っていたが、舞台が江ノ島なので頑張って初回は観る。話はクソつまんなそうだが音楽が栗コーダーなのはいいよな。サイト観た時点で既にツッコミどころはあるが。

 という訳で初恋サンセットの後編は一応書き終わったので明日。年のせいか最後の方はなんかぐだぐだだが。。震えて待て!



  1. 2012/02/28(火) 15:16:17|
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この間観たキセルは


 こんな感じだった。まあ下半身はほとんど見えていないので適当だが。

 昨日は萬斎と万作を観に行った。万作は初めて観たが割と小柄な感じがした。萬斎の「千鳥」はいいな。小舞の「八島」で若いのがつるっと滑ってたのを観て、なんだかレア感があった。地謡がやたら若々しいのも珍しい感じである。少し遠かったが行ってよかった。能狂言は若者を歓迎しているのでもっと皆行くといいと思うんだがな。学生マジで安いぞ。しかしここのところずっと出かける用事が多いのでそろそろ引きこもりたい。

 覚え書きは少しずつ書いているので震えて待て!




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  1. 2012/02/25(土) 18:35:52|
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ウンドミエル

 寝付けなかったのでシャッフルして色々聴いていたら余計に眠れなくなった。フジファブリックとメレンゲが交互に流れ、その合間に初恋の嵐やBOCの「R.I.P」や民生ちゃんの歌う「茜色の夕日」が流れる。何かの嫌がらせか? ただでさえ山白朝子を読んだせいで頭の中が大変なんだが。

 フジファブリックの「ムーンライト」を聴いていて、帰りに観た星のことを思い出した。18時くらいだったろうか、藍色の空で端の方はまだ浅黄色だった。その中に万年筆の先でつついたような星がひとつ、その少し上に小振りのがもうひとつあった。それがすごく綺麗だったのである。金無垢に光を当てたらこんな風に光るんじゃないかと思うようなほとんど白に近い色できらきらと瞬いていた。少し前を歩いていたお母さんがあれは金星だと教えてくれた。そうか、宵の明星か。

 思えば、あの男はその肉のうちにこういった小さな星をいくつも仕舞い込んでいたのかもしれない。彼がいなくなった今、そのうちの幾らかは失われただろうがそのうちの幾らかはまだそこにちらちらとかすかな光を放ちながら散らばっている。小生はこういうものを集めたい。今のうちしか集められないだろう。一生それだけで生きていけるようなものを集めたい。そしてこの身のうちに仕舞っておきたい。



  1. 2012/02/24(金) 11:00:48|
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strangers in the night

 メレンゲとGOING UNDER GROUND、何やら企んでるな。ちょっと前からクボンゲと松本が合作しているようなことを呟いていたが17,18日あたりにゴーイング河野のスタジオで楽器のレコーディングその後20日あたりにクボンゲの自宅スタジオでボーカルを録って今日納品らしい。

 間違いなく3月1日のスプリットツアー一発目のクアトロで披露して、更にリリースに関してのアナウンスなんかがあるんだろうが、どうするんだろうな? 共作した曲は1曲、多くて2,3曲といったところだとしか思えないんだが。。合同名義でシングルでも出すというのが一番現実的だろうか。ゴーイングと一緒だったらロキノンに取り上げられるだろうか。。。大事なのはプロモーションである。やっぱり何を言おうがロキノンの影響力ってむちゃくちゃデカいんだよな。後はムジカなんかでもいいぜ。10周年なんだからマジで頑張ってくれよな! 

 しかしチケットが。。。売れていない気がするんだが気のせいだろうか。。。。そこ! アンディモリとか言ってないでメレンゲを観に行け! ぶっちゃけ小生はゴーイングの方は全く分からないが両者とも交友の深いバンドなので、お互いに全く思い入れのない対バンと違っていいライブをやってくれるだろうと思う。どちらかが好きだったら観に行くべきなんじゃないか。行こう行こうと思っているうちにまた取り返しのつかないことになるかもしれない。




  1. 2012/02/21(火) 16:36:47|
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