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マースチェル


 芸術家に対して、彼の人間的な幸福を祈るのは間違っている。彼は不安や怖れや尚早や悲しみを種として美しいものを生み出していかなくてはならない。人間の本能が暖かさを求めても、芸術家の本能がそれを突き放す。

 けれども、少しくらい安心したっていいじゃないか。少しくらい気を抜いたっていいじゃないか。もう少し休んで構わなかった。もっと笑ってよかったし、音楽の事を全く考えない日があったっていいんだぞ。あいつは本当にバカだなあ。。。

 心の奥には未済感が消えることなく熾のように燃え続けている。普段は目立たないが、寒い夜更けには強く光と熱を放つ。もっと素晴らしい作品や言葉がいくつもあるから、本当は要らないものなんだけどもでもどうしてもあの話は書きたかった。人間として彼を認めたかったのだ。とかなんとか言って、消すことのできない未済感をなんとかして軽くしたかったのである。結局単なる自己満足以上の何物でもない。

 しかしこうやって何人もがいくつもの言葉をかけても、まだやつはあのさびしそうな顔で泣き出しそうに大きな目を見開いているんだろうかと考えてしまう。たくさんの花束のような歌や言葉が届けばいいんだがな。今でもまだ代わってやれるなら代わってやりたいと思う。この気持ちはいつか絶対忘れるだろうから、ポケットに入れたコインに手を触れるように何度も何度も確かめたい。

 また我々は彼が越えることのない未来を越えていく。ただ、心のいくらかはあの時に残しておきたい。するべきことなんか全然分からないけども、とりあえずは足掻いてみてるぜ。




  1. 2011/12/31(土) 23:45:20|
  2. 音楽
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Study Or Die


 連日バイトが半日以上あったので、物の見事に何もできなかった。何せ、飯を食って寝る時間以外はほとんどバイトである。他の講師陣も似たような感じなので長時間労働で抵抗力が落ち、風邪が蔓延した。講師の何人かは確実に寝正月だろう。貴重な休みが休養に消え、いい感じに次の講習にコンディションの回復が間に合うのである。小生はあまり風邪は引かなかったが、口角が切れて痛かった。下手くそだが、教えるのは嫌いじゃない。でもさすがに自由時間ゼロはつらかった。働くというのはこういうことなのか。。。齢二十にして世間を知った。欲を言うと、もっと稼げないか。まあそれはいい。

 生徒は中三の受験生が多い。だが小学生も混じっている。怖ろしいことに高3もいる。個人的に不規則動詞の過去形ができない中三を教えるのは楽しくて好きだ。だが、小学生のいがぐりボーイは疲れた。

「ねー、なんでこれ違うの?」
「それは君がまじめに解かないからだ」
「ねー、どこが違うの?」
「君、また筆算を消したな! もう一回やり直しなさい!」
「えー、めんどくせ」
「めんどくせじゃねえよもう。いいから黙ってやれ。宿題増やすぞ」
「どうせ宿題の量なんか変わんないんでしょ?」
「そりゃあ、1コマに1ページしか進まなかったら沢山出すだろうが。いいから早く解く!」
「できた!」
「あー、全部違う。全部違うぞ。もう一回やり直し! あ、筆算消すな!」
「つまんなーい。家帰りたーい」
「そうだよなあ。先生も帰りてえよ。あ、また違ってる」
「えー、めんどくせ」

大体こんな感じで3対1である。珍しく肉体的な限界が見えた。と言う訳で終わっているはずのことは大体終わっていない。ゼップのことなんかも全く書けていない。困った。

 なんとか三が日で頑張ろう。




  1. 2011/12/31(土) 22:50:56|
  2. 雑記
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メダルまとめ


 絵本はここから見ると見やすいでしょう。



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  1. 2011/12/25(日) 00:00:00|
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メダル24



medal24p.jpg


  1. 2011/12/24(土) 23:00:00|
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メダル23



medal23m.jpg


  1. 2011/12/24(土) 22:00:00|
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