inkblot

20130824

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 色々書いたんだがうまくいかなくてやめてしまった。8月の暑い日に萬年筆のインクを調合してもらいに丸善へ行った。小生は蒼いインクばかり集めているのだが、ひとつだけ欲しい赤系のインクがあったのだ。近い色味の市販インクは手に入りづらかったり詰まりやすかったりしたから、セーラー万年筆のインク工房というイベントで作ってもらえばよいと思ったのである。

 それは赤みの強いオレンジで、書くと濃淡が出て薄いところはひまわりのような黄色になる。インクブレンダーの石丸氏にぽそぽそと注文をつけて作ってもらった。インク工房のインクはまた調合できるように番号がふられ、さらに名前がつけられる。小生は出来上がったインクに、赤黄色の金木犀と名前を付けた。そうして来るべき秋に備えようと思ったのである。

 なんだかあんまり綺麗に色が映らなかったな。




  1. 2013/09/23(月) 22:53:58|
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sometimes, i wanna talk 'bout ink.

パイロット 万年筆用水性インキ 色彩雫/iroshizuku 50ml【紺碧】 INK-50-KOパイロット 万年筆用水性インキ 色彩雫/iroshizuku 50ml【紺碧】 INK-50-KO
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PILOTが好きだ。万年筆はもちろん、ペリカンやモンブランだが、ボールペンはHI-TEC-Cを愛用している。0.25ミリ! あの滲み! 万年筆ではつぶれてしまうディテールもしっかり表せる! 自分にとって、これが一番自由な線が書けるものかもしれない。

 かれこれ何年も使っているが、何故か赤だけはいつも不良品が当たる。赤だけに、採点用に使うことが多いのだが、私の書き方に致命的な癖があるかといえば、メインで使っているブルーブラックでそのようなことは一度もないし、同じ用途でオレンジも何度か使用したが特に不都合はない。使い捨てのペンとしては若干高いし、その点には不満が残こる。だがやっぱり良い。

 そのパイロットで随分前から気になっていたのがこの「色彩雫(いろしずく)」シリーズ。日本人の繊細な情緒に裏打ちされた微妙な色彩感覚と高い技術力をもってすれば最高のインクが作れるだろうと前々から期待しているのだが、なんとなくまだ試していない。青系インクに限りないロマンを抱くものとしては、露草、紺碧、月夜あたりを試してみたい。だが、如何せん、まだヴァリエーションに乏しいのと、ネーミングに深みがないのがいただけない。「夕焼け」って何だ。ちょっと笑ったぞ。いやいや待て待て、日本には夕焼けを表す美しい言葉がたくさんあるはずだ。これは藤原正彦を勝手に師と仰ぐ自分には見過ごせねえ。

「日本には、美しい自然や景色が多く存在し、またそれ等にはとても美しい名があります。 iroshizuku-色彩雫(いろしずく)シリーズは、その美しい情景から創造された彩り豊かなインキです。さらなる書く喜びと楽しみをあなたに。」

とあるのに、「孔雀」って。よく考えてみて欲しい。いねえ。日本に孔雀はいねえ。コンセプトが浅はかだ。開発者諸氏にはせめて「国家の品格」を読んでもらいたいなあ。

  1. 2009/08/01(土) 22:00:43|
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