inkblot

記念撮影


ホントに夜中にいきなりやめてくれよな。おかげで眠れなかった。今日の0時からBOCの新曲「記念撮影」がリリースされている。

カップヌードルのあのCMはテレビで流れてるんだっけ。よくわからないけど、ものすごく変な曲だ。80'sとか90'sの匂いのする曲だが、それは彼らの思春期だ。ちゃんとAメロBメロサビがあるのに、オケの温度がほぼフラットなまま進んでいく。すごく遠くから響いてくるような歌だ。レンズで閉じ込められたある特別な時空の一点が刹那、現在に窓を開けて発熱し輝きを放ちながら未来へ伸びていく。

そんなキラキラした青春なんてこれっぽっちもなかったのに、胸が痛いのはなんでなんだろうな。。。

  1. 2017/07/05(水) 08:17:14|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

20170612

 ここ10年くらい音楽ばっか聴いていて本をあまり読めてなかったが、この一年くらい珍しく音楽をあまり聴かずに本をちょいちょい読んでいる。もりもり読めているとは言えないのがかなしい。そして大して読んでないわりにはお金が消えていく。音楽にまでまわらない。畢竟、金がないので両立できてないということでもある。

 そんなこんなで今年も半分終わったけど、上半期はバンプと湯川潮音様にやられていた。「流れ星の正体」、「リボン」と畳み掛けてくるバンプにころされ、潮音ちゃんはsione名義で出した『ode』がすばらしすぎて五体投地である。歌詞のない歌を歌うのがsioneらしいのだが、とにかくよい。一曲目が「birds」という鳥の鳴き声をかたどった曲なのもたまらんね。鳥は霊魂の象徴でもあるし、神意伝達者でもある。シャマニスティックなものを勝手に感じてよろこんでいる。「plain soceil」とかもめちゃめちゃいい。まちがってこの記事を読んでしまった人はみんな買って聴いてほしい。最高。

 バンプはもはやbeyond wordsって感じもするけど、「流れ星の正体」にはまじで心をえぐられてしまった。みじかいアコギの弾き語りを録ったデモテープなのに、ここ最近で一番なみだが出てしまった。言っておくけど大人なので普段は泣かない。「リボン」ははじめて聴いたあの日、風の匂いのする曲だと思った。リリースの日、ホントに嵐で笑ってしまった。最高だ。

 
  1. 2017/06/12(月) 19:05:38|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

君が強く望みさえすれば


 明けましておめでとうございます。暮れに風邪をひいてまだ治りきらない。日頃の行いが悪いと、こういう時困るな。去年は全然更新できなかったが、今年はいろいろ片付けなきゃならないことを片付けて書きたい。というか一番の問題はPCが壊れたことである。12月24日のために書いた小説も手書きのままだ。まあ自己満足だから載せる意味がどこまであるかと言えばそうなのだが、そのうちどうにかしようと思っている。

 ところでSONGSと紅白を観た。藤原、緊張してたな。でもめちゃめちゃかっこよかった。「ブラウン管の前で評価されたくない」って言ってたのにどうした、みたいなことを言われるが、その言葉の真意はプロモーション戦略の一環としてテレビに出ることはしたくないということだろう。BOCはけっしてプロモーションとして地上波のゴールデンタイムに出ることはしなかった。筋は通している。では今、紅白やMステに出ているのはどういうことかといえば、それはある種のレスポンスなのだ。リスナーの声に応じて、あえて派手で傷つきやすい場所に身を晒しに行っている。かっこいいよな。BOCはいま黄金期にいる。変な迷いがない。いや、最高だね。生きて年を取っていてよかった。新譜もジャケットださいが楽しみだし、幕張も楽しみである。

 というわけで相変わらずクズですが、今年もよろしくお願いいたします。


  1. 2016/01/02(土) 14:24:03|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

顔を上げて 黒い目の人 さあ目を開けて 君は強い人


 24日はいろんなものが終わっていく日だな。でもはじまりの日でもある。22日のフジファブリック、はじまりましツアーの六本木に行かせてもらったが、やはり小生も12月24日のもたらしたものをまだまだ探しに行っているんだろう。最高のものを見つけられた。山内はツアータイトルをなんか一生懸命説明していた。ただ、「はじまりましツアーはねー、はじまりましツアーじゃなくてはじまりましツァーなんすよ! もうはじまってんですよ! ・・・あれ?」みたいな感じで日本語としては言ってる本人含め誰も理解できなかったと思うが、だが言いたいことはすごくよく分かる。気がする。山内はへたくそな言葉で、一生懸命感謝や決意を伝えてくれる。そういうところがホントにまぶしい。「10周年っていう節目を迎えて、今さらやめるっていう選択肢はないんで!」と高らかに言い放った。世界一かっこいいアホの子だよ全く。力尽きるまでついて行こう。

 フジの三人にとってもメレンゲクボにとっても、志村の存在は現在進行形で語られるものである。だってずっとそこにいるからね。シンプルで強い理由だ。この人たちはこれからも志村に会わせてくれるんじゃないかと思う。ひこばえのように、そこからはじまっていく音楽だ。それが好きなんだよ。

 もう火曜日くらいからずっとBOCの新譜を繰り返し繰り返し聴いている。CDが届くまでなるたけ耳に入れないようにしていたのだが、金澤先生のラジオを聴いていたら唐突に流れた「コロニー」を聴いてしまってもう無理だった。CD届いたら余計止まんないよな。腹を括ったバンプはやっぱりかっこいい。いろいろ思うところはあるのだが、やはりその時々でまったく違う色に輝く。今日はなんかメレンゲのことで緊張しているので、まるで彼らのことを歌っているように感じる。「コロニー」の幾重にも取り巻く声が繰り返す「側にいて 行かないで 微笑んで 頷いて」というフレーズとかやめてくれという感じである。あと「Hello,world」は主人公がクボに思える。「もう駄目って思ってから わりと何だかやれている 死にきらないくらいに丈夫 何かちょっと恥ずかしい」ってそれぞれにリアルである。「ご自分だけがヒーロー 世界の真ん中で 終わるまで出突っ張り ステージの上」というところで、バンプの唄う「僕らについて」が「Hello,world」なのかもしれないと思った。関係なんかないけどな。

 なんかいろいろ覚悟したり楽観視したりしているのだが、これで今日ヤマザキが「これからはサポートとしてメレンゲを支えて行きます」みたいなことを言い出したらどうしよう。。。という心配をしている。次の藍坊主との2マンでヤマザキがいたらどんな顔していいのかわかんないよなマジで。震 いやいやウソである。そんなことあるはずもない。24日は終わりと始まりのウロボロスの日、笑ってサヨナラできるだろうか。





  1. 2015/04/24(金) 14:32:11|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

滅びへと今もパレードは続く


 東日本大震災から四年である。何かを思い浮かべる時は大体色のイメージだ。四年前の今日の色はよくおぼえている。淡紅色と机のニスのうすい飴色。あの日から確かに世界は滅びへと舵を切った。だから3月11日は幾重にも墓標だ。本当は滅びのはじまりであるとともに、いくつもの可能性ももたらされていたけれど、大体あっけなく潰えてしまった。選ばれなかった可能性への期待感と叶わなかった失望はまだ胸の内で生々しくよみがえっては消える。

 私は東北も原発も惨状も復興も結局大して知らない。ささやかな募金以外、ボランティアも何もしていない。語るべき言葉も何もない。けれどもやはりこの日ばかりは胸がざわつく。これをうまく語る言葉がほしい。何かは分からないが、目を凝らして耳を研ぎ澄まして脳みそを絞りつくさなければいけないものがそこにあるのは分かっている。

 BUMP OF CHICKENの「パレード」を聴いている。これは今日この日のための歌だ。もはやまともな日常を繋いでいたまやかしはずたずたになった。その裂け目から覗いているおぞましい現実を見よ。ばかばかしいパレードが続いていく。『はてしない物語』で虚無へ自ら呑み込まれていく人々の一群のように、今世界は間違いなく滅びへと狂乱のパレードを進めている。生存戦略を取らなければならない時がきた。生きなければならない。生き抜いて次の世代も生かすためにはどうすればいいのだろう。



  1. 2015/03/11(水) 23:44:33|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ